「テントなんてどれも同じ」と思っていた時期が私にもありました。しかし、北アルプスの稜線で激しい突風に煽られた際、隣のテントがひしゃげる中で微動だにせず立ち続けていたダンロップ(DUNLOP)のテントを見て、その認識は一変しました。
多くのキャンパーや登山家が「最後はここに行き着く」と語るダンロップ 4人用テント。今回は、なぜこれほどまでに信頼されているのか、その実力と選び方を私の実体験を交えて深掘りします。
4人用テントに「ダンロップ」を選ぶべき絶対的な理由
私がダンロップのテントを愛用して感じる最大のメリットは、その「剛性」と「設営の速さ」です。4人用ともなるとサイズが大きくなるため、どうしても風の影響を受けやすくなります。しかし、ダンロップ独自の吊り下げ式構造は、驚くほどスピーディーに組み上がるだけでなく、フレーム全体で効率よく風を逃がしてくれる安心感があります。
また、HCS(エイチシーエス)が手掛ける国内修理体制は、一生モノとして使いたいユーザーにとって強力な味方です。20年以上前のモデルを修理して使い続けているベテランに出会うことも珍しくありません。
目的別・ダンロップ4人用モデルの正解
1. 本格登山やタフな旅なら「Vシリーズ」
山岳用テントの代名詞とも言えるのがV-4です。厚手のポリエステル生地を採用しており、紫外線による劣化に非常に強いのが特徴。
実際に4人で寝ると、荷物の置き場を工夫する必要がありますが、成人男性4人でも肩が触れ合わずに横になれる居住性が確保されています。
2. 軽さと機動性を重視するなら「VSシリーズ」
「4人用がいいけれど、重いのは嫌だ」というワガママに応えてくれるのがVS-40です。最新の素材技術を投入し、軽量化を突き詰めています。
私がツーリングキャンプで愛用した際は、そのパッキングの小ささに驚かされました。4人用を2人で贅沢に使う「デュオキャンプ」スタイルにも最適です。
実際に使ってわかった「4人用」のリアルなサイズ感
カタログスペックでは「4人用」となっていても、実際に4人で快適に過ごせるかは別問題です。
ダンロップ 4人用テントの多くは、幅が約210cm程度に設計されています。これは一人当たり50cm強の計算。一般的なスリーピングマットを4枚並べると、ちょうどぴったり埋まるサイズ感です。
ファミリーキャンプで小さなお子さんが2人いる構成なら、おもちゃを広げる余裕すらあります。一方で、大人が4人フルで入る場合は、前室(靴置き場)を最大限活用し、内部に余計な荷物を持ち込まないのが快適に過ごすコツです。
まとめ:信頼をお金で買うという選択
安価なテントが溢れる現代において、ダンロップの価格設定は決して安くはありません。しかし、激しい雨の中で浸水せず、強風に怯えることなく夜を越せる「安心感」は、何物にも代えがたいものです。
ダンロップ 4人用テントは、ただの寝床ではなく、過酷な自然からあなたと家族を守る「家」になってくれます。一度手にすれば、その質実剛健な作りにきっと惚れ込むはずです。


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