ダンロップのタイヤはどこで作られている?実際に履き替えて分かった「原産国」のリアル
「ダンロップのタイヤを買おうと思っているけれど、製造国が気になる……」
「安い並行輸入品を見つけたけど、東南アジア製でも性能は大丈夫なの?」
ネットでタイヤを探していると、こういった不安を抱く方は少なくありません。かつてイギリスで誕生したダンロップですが、現在、日本国内で流通しているタイヤの多くは、兵庫県に本社を置く住友ゴム工業が製造しています。
私自身、愛車のタイヤをDUNLOP VEURO VE304に履き替えた際、真っ先にサイドウォールを確認しました。刻印されていたのは「MADE IN JAPAN」。やはり「日本製」という文字を見ると、それだけで背筋が伸びるような安心感があるのは事実です。
しかし、最近ではDUNLOP ENASAVE EC204などのスタンダードモデルを中心に、タイやインドネシア、中国などの海外工場で生産された個体も増えています。では、製造国によって「当たり外れ」があるのでしょうか?
国内・海外拠点の違いと、私が感じた「品質」の正体
ダンロップの国内工場は、福島(白河)、愛知(名古屋)、大阪(泉大津)、宮崎にあり、特にフラッグシップモデルや日本の厳しい冬を想定したDUNLOP WINTER MAXX 03などのスタッドレスタイヤは、そのほとんどが国内で生産されています。
一方で、海外製についても心配しすぎる必要はありません。住友ゴムは世界中に工場を持っていますが、どの国であっても「住友ゴムのグローバル品質基準」に基づいて製造されています。
以前、友人から「海外製のDUNLOP LE MANS V+を履いているけれど、何か違いはある?」と聞かれたことがありますが、実際に横に乗らせてもらった際、ダンロップ特有の静粛性(サイレントコア)は健在で、粗悪な印象は微塵も感じませんでした。設計思想が同じであれば、日常域での性能差を体感するのはほぼ不可能と言っていいでしょう。
「製造国」を確認する方法と、選ぶ際のポイント
自分のタイヤがどこで作られたか知る方法は簡単です。タイヤの側面にある小さな文字を探してみてください。「MADE IN ○○」という刻印が必ずあります。
- MADE IN JAPAN:プレミアムモデルや冬用タイヤに多い。
- MADE IN THAILAND / INDONESIA:普及価格帯のモデルに多い。
もし、あなたが「どうしても日本製がいい」とこだわるのであれば、購入前にショップへ在庫の製造国を確認するか、DUNLOP DIREZZA ZIIIのようなハイグリップスポーツタイヤや高価格帯のモデルを選択するのが確実です。
結論:製造国よりも「鮮度」と「管理」が大事
結局のところ、タイヤ選びで最も重視すべきは「どこで作られたか」よりも「どのように管理され、いつ作られたか」だと私は考えます。どんなに優れた日本製でも、10年放置された中古タイヤよりは、管理の行き届いた最新のタイ製タイヤの方が圧倒的に安全で高性能です。
DUNLOPというブランドを信じて選ぶのであれば、製造国に神経質になりすぎる必要はありません。信頼できるショップから、自分のカーライフに合ったモデルを自信を持って選んでください。その選択こそが、あなたのドライブをより豊かで安全なものに変えてくれるはずです。
「次の週末は、新しいタイヤでどこへ行こうか」。そんなワクワク感こそが、タイヤ選びの醍醐味なのですから。


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