ゴルフバッグの隅に眠っている、あの「火の玉」ロゴに見覚えはありませんか?かつて日本のゴルフ界で、ダンロップが展開する「Maxfli(マックスフライ)」は、ただの道具を超えたステータスそのものでした。
私は今でも、父から譲り受けたMaxfli DP-201を初めてコースで振った時の衝撃を鮮明に覚えています。芯を喰った瞬間の、手に残るバターのような柔らかい打感。あの快感こそが、多くのゴルファーが未だに「Maxfli」という名前に特別な郷愁を抱く理由ではないでしょうか。
黄金時代を築いた「DP」シリーズの魔力
1980年代から90年代にかけて、プロのトーナメント中継で見ない日はなかったダンロップ Maxfli。特に「DPシリーズ」は、日本人の繊細な感性に合わせた軟鉄鍛造アイアンの金字塔です。
Maxfli DP-201やDP-601を今改めて手に取ってみると、現代のハイテクアイアンにはない「顔」の美しさに驚かされます。ストレートネックで小ぶりなヘッドは、操作性の塊。決して「簡単なクラブ」ではありませんが、ミスはミスとして、ナイスショットは最高の報酬として手に伝えてくれる。ゴルフを「道」として楽しみたい層にとって、これほど頼もしい相棒はいませんでした。
消えたレジェンド?現在のMaxfliが辿った数奇な運命
「最近ショップで見かけないな」と感じている方も多いでしょう。実は、Maxfliブランドは現在、ダンロップの手を離れています。ブランド権はテーラーメイドを経て、現在はアメリカのスポーツ用品大手「DICK’S Sporting Goods」が所有しています。
つまり、今のMaxfliは「アメリカ育ちのタフなブランド」へと進化を遂げているのです。驚くべきは、その実力です。最新のMaxfli TourやMaxfli Tour Xといったボールは、米国の独立系検証サイトで「タイトリストのプロV1に匹敵する性能を、半額近いコストで実現している」と非常に高い評価を受けています。
クラシックの良さと、最新のコスパを両立させる楽しみ
私は先日、中古で手に入れたダンロップ Maxfli アイアンを磨き直し、最新のMaxfli ゴルフボールを並べてみました。新旧が融合したそのセッティングは、練習場で「おっ、渋いね」と声をかけられることもしばしば。
もしあなたが「周りと同じ道具では満足できない」と感じているなら、中古市場でMaxfli DP-201のような名器を宝探しのように探し出し、海外から最新のMaxfli ボールを取り寄せてみるのはいかがでしょうか。
ゴルフはスコアだけでなく、その道具に刻まれた物語を味わうスポーツです。かつてのダンロップの魂と、アメリカで磨かれた最新のテクノロジー。Maxfliというブランドを通じて、自分だけのゴルフスタイルを再構築する贅沢を、ぜひ体感してみてください。
この記事を読んで、かつての愛機を思い出した方も多いのではないでしょうか。もしよろしければ、あなたが愛用していたMaxfliのモデル名や、当時の思い出についてさらに詳しくリサーチしましょうか?


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