「このタイヤ、いつ買ったんだっけ……?」
ガレージの隅で出番を待つスタッドレスタイヤや、中古車に最初から付いていたタイヤを見て、ふと不安になったことはありませんか。見た目はまだ溝があるように見えても、ゴムの寿命は刻一刻と迫っています。特にダンロップのタイヤは、ミニバンからスポーツ走行まで幅広いユーザーが愛用しているからこそ、正しい「年式の見方」を知っておくことは安全への第一歩です。
今回は、私自身が過去に古いタイヤを履き続けてヒヤッとした体験を交えながら、誰でも30秒で判別できる製造年週の確認方法を徹底解説します。
結論!ダンロップタイヤの年式はサイドウォールの「4桁の数字」を見る
まず、タイヤの側面(サイドウォール)をぐるっと一周眺めてみてください。メーカー名やル・マン V+といった商品名の近くに、ボコッと凹んだような楕円形の枠の中に数字が並んでいる場所があります。
4桁の数字の正体
現代のダンロップ製タイヤであれば、注目すべきは末尾の4桁の数字です。
- 最初の2桁:製造された「週」(01なら1月の第1週、52なら12月の最終週)
- 最後の2桁:製造された「年」(23なら2023年、24なら2024年)
例えば、刻印が「1223」となっていれば、「2023年の第12週(3月下旬ごろ)」に工場で作られたフレッシュなタイヤだということがわかります。
【体験談】刻印が見当たらない?そんな時の落とし穴
以前、友人の車をチェックした際に「どこにも数字がない!」と焦ったことがありました。実はタイヤの製造番号は、多くの場合**タイヤの片側にしか刻印されていません。**もし表側に見当たらなければ、車の下に潜り込んで裏側を覗いてみるか、少し車を動かしてタイヤを回転させてみてください。
なぜ年式が重要なのか?放置すると怖い「ゴムの硬化」
私が昔、ディレッツァを履いてサーキット練習に行こうとした時のことです。山は十分にあるのに、なぜか指で押すとカチカチ。製造年を見ると、なんと8年も前のものでした。
タイヤは「生もの」です。たとえ走行距離が短くても、時間が経てばゴムの中の油分が抜け、柔軟性が失われます。
- ブレーキ性能の低下: 雨の日に止まりきれなくなる
- ひび割れ(クラック): 走行中のバースト(破裂)のリスク
- 乗り心地の悪化: ゴムが硬いと路面の振動がダイレクトに伝わる
ダンロップ公式でも、使用開始から5年以上経過したタイヤは継続して使用できるか点検を受けることを推奨していますし、10年経ったものは見た目が綺麗でも交換すべき、というのが業界の常識です。
年式と併せてチェックしたい!交換を検討すべき3つのサイン
数字だけがすべてではありません。以下の状態になっていたら、年式に関わらずエナセーブやビューロなどの新品への交換を検討しましょう。
- スリップサインが出ている溝の深さが1.6mm以下になると現れる目印です。これが出ていると車検にも通りません。
- サイドウォールの深い傷縁石にこすった傷は、内部のコード(骨格)を痛めている可能性があり、非常に危険です。
- 無数の細かいひび割れ年式が古くなってくると、溝の底や側面にシワのようなひびが入ります。これはゴム劣化の末期症状です。
まとめ:あなたのタイヤは「現役」ですか?
ダンロップのタイヤは非常に高性能ですが、その性能を100%発揮できるのは適切な使用期限内であってこそ。
今すぐ駐車場へ行って、自分の愛車の「4桁の数字」を確認してみてください。もし、5年以上前の数字が刻まれていたり、ゴムがカチカチに硬くなっていたら、それは愛車からの「お疲れ様」のサインかもしれません。安全で快適なドライブのために、早めのリフレッシュをおすすめします。
次の休日は、新しいタイヤワックスで足元をピカピカに磨きながら、じっくり年式チェックをしてみてはいかがでしょうか。


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