宮崎空港に降り結った瞬間、南国特有の湿り気を帯びた暖かい風が頬を撫でる。ゴルファーにとって、この風は特別な高揚感の合図だ。日本のゴルフの歴史を語る上で欠かせない「ダンロップフェニックストーナメント」の舞台であり、世界中のトッププロがその戦略性に唸らされてきた宮崎。今回は、単なる観光ガイドには載っていない、実際に現地を歩き、芝に触れて感じた「ダンロップゴルフの聖地」としての宮崎の深すぎる魅力をお届けする。
世界が認めた松林の迷宮、フェニックスカントリークラブを歩く
フェニックスカントリークラブのスターティングホールに立つと、まず圧倒されるのが、空を覆うようにそびえ立つ見事な松林だ。ここでのプレーは、まさに「空中ハザード」との戦い。少しでもティーショットを曲げれば、密集した松の枝が容赦なく行く手を阻む。
私がお勧めしたいのは、やはりトーナメントコースである「住吉」と「高千穂」の組み合わせだ。キャディさんの的確なアドバイスを聞きながら、プロと同じ景色を眺める時間は格別。特に高速グリーンは、繊細なタッチが要求され、手に汗握るスリルがある。もし自分のプレーに自信を持ちたいなら、愛用のスリクソン Z-STARを多めに用意しておくといい。松林の中へ消えていったボールを悔やむ時間さえ、この名門コースでは贅沢なひとときだ。
予約については、公式ホームページやゴルフ予約サイトをこまめにチェックするのが基本だが、隣接するシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートの宿泊パックを利用するのが最も確実でスマートだ。朝一番、霧に包まれたコースを窓から眺めながらコーヒーを飲む時間は、ゴルファーにとって最高の贅沢と言える。
男子ゴルフの祭典、ダンロップフェニックスの熱狂
毎年11月、宮崎はゴルフ一色に染まる。「ダンロップフェニックストーナメント」だ。タイガー・ウッズやブルックス・ケプカといった歴代の覇者たちの足跡が、コースの至る所に刻まれている。
観戦の醍醐味は、何と言ってもその迫力だ。テレビ画面では伝わらない、トッププロが放つゼクシオやスリクソンのドライバーショットの風切り音、そして地面を揺らすようなインパクトの衝撃。ギャラリースタンドから眺める18番ホールの劇的なドラマは、一度体験すると忘れられない。観戦の際は、歩きやすいアシックス ゴルフシューズと、日差しを遮るスリクソン キャップを忘れずに。
聖地を支える「メイド・イン・宮崎」のプライド
実は、私たちが普段使っているダンロップ ゴルフボールの多くが、ここ宮崎の地で作られていることをご存知だろうか。宮崎県都城市にある住友ゴムの工場は、まさに世界基準の品質を支える心臓部だ。
地元のゴルファーと話をすると、「自分たちの街で作られたボールでプレーするのが誇りだ」と笑顔で語ってくれる。そのこだわりは、ふるさと納税の返礼品としても絶大な人気を誇るスリクソン ボールセットなどにも現れている。技術と情熱が詰まったギアを手に、その故郷である宮崎の芝を叩く。これほどストーリー性を感じるゴルフの楽しみ方が他にあるだろうか。
最後に:五感で味わう宮崎ゴルフの旅
プレーが終われば、次は胃袋を満たす番だ。宮崎牛の芳醇な脂、地鶏の炭火焼きの香ばしさ、そしてキンキンに冷えた焼酎。これら全てが合わさって、初めて「宮崎ゴルフ旅」は完成する。
ダンロップというブランドが築き上げてきた歴史と、宮崎の大自然。この二つが融合した唯一無二の体験は、スコアカードの数字以上に、あなたのゴルフライフを豊かにしてくれるはずだ。次の休暇、バッグにダンロップ ゴルフクラブを詰め込んで、南国の聖地へ飛び出してみてはいかがだろうか。


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