ゴルフ場でティーイングエリアに立った時、誰もが抱く「ミスしたくない」「楽に遠くへ飛ばしたい」という願い。その切実な思いに、これほどまで愚直に応えてくれるクラブが他にあるでしょうか。今回は、アマチュアゴルファーの絶対的な味方であるダンロップ ゼクシオ13を、実際にコースで打ち込んできた体感を交えて徹底的にレビューします。
まるで「魔法のフェース」?打点がバラついても死なない弾道
ゼクシオ13を手に取ってまず驚かされるのは、新技術「BiFLEX FACE」の恩恵です。
私自身、朝イチの体が動かない時間帯はどうしても打点がヒールや下目にバラけがちなのですが、このクラブは「あ、やってしまった」と思った瞬間の感触を良い意味で裏切ってくれます。
通常のドライバーなら失速して右のラフに力なく落ちるような球でも、ゼクシオ13はフェースがたわんで粘り、グイグイと空を押し上げていく感覚があります。芯を外してもキャリーがしっかり出るため、結果的にセカンド地点へ行ってみると、ナイスショットをした同伴者のすぐ後ろまで運べていることも珍しくありません。
唯一無二の「ゼクシオ・サウンド」がくれる心の余裕
ゼクシオを選ぶ大きな理由の一つに、あの爽快な打音があります。
ゼクシオ13の音は、高く澄み渡るような「キィィィン!」という金属音。これが不思議と、メンタル面に大きな影響を与えてくれます。
静かな林間コースに響き渡るその音は、自分だけでなく周りのプレーヤーにも「飛んでいる」という印象を植え付けますし、何より打っている本人に「今のは完璧だった」と思わせてくれるポジティブなフィードバックをくれるのです。
前作「ゼクシオ12」と何が違うのか?
前作も完成度の高い名器でしたが、ゼクシオ13はより「高弾道」を楽に作れるようになった印象です。
「CANNON SOLE」の進化により、低重心化がさらに進んでいます。これによって、無理に球を上げようとすくい打ちをしなくても、ヘッドが勝手に球を拾って空高くへと放り投げてくれます。
もしあなたが今、前作を使っていて「もう少し楽に高さを出したい」「キャリーを伸ばしてハザードを越えたい」と感じているなら、ゼクシオ13への移行は正解と言えるでしょう。
どんなゴルファーが使うべきか
ゼクシオ13は、以下のような悩みを持つ方にこそ試してほしい一本です。
- ヘッドスピードが38〜42m/s前後で、効率よく飛ばしたい方
- 最近、ドライバーの弾道が低くなってキャリー不足を感じている方
- スライスに悩み、右へのミスを最小限に抑えたい方
- とにかくゴルフを「楽に、楽しく」プレーしたい方
一方で、叩きにいって左へのミスを嫌うパワーヒッターには、少しつかまりすぎると感じるかもしれません。その場合は、兄弟モデルのゼクシオ エックスを検討するのが賢明です。
まとめ:ゴルフ人生に「安心」を一本添える
道具に頼ることは、決して恥ずかしいことではありません。ゼクシオ13は、練習不足の週末ゴルファーであっても、最先端の科学でスコアをまとめてくれる「相棒」のような存在です。
ティーショットの不安が消えれば、セカンド以降の戦略も変わります。これ一本で、あなたのゴルフが変わる。そんな確信を持たせてくれる、納得の完成度でした。


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