「雪が降るたびにタイヤの履き替えで半日潰れるのはもう嫌だ……」
そう思って、軽自動車のタイヤ交換を機にオールシーズンタイヤを検討している方は多いはず。なかでも信頼の国産ブランド、ダンロップのALL SEASON MAXX AS1は非常に人気の高い選択肢です。
しかし、気になるのはその「価格」と「実力」。軽自動車というランニングコストを重視する車において、わざわざ高いお金を払ってオールシーズンにする価値はあるのでしょうか?
今回は、実際に雪国と都市部を行き来する私が、ダンロップのオールシーズンタイヤを軽自動車に履かせる際のリアルな相場観と、後悔しないための本音レビューをお届けします。
1. 軽自動車にダンロップのオールシーズンタイヤを選ぶといくらかかる?
軽自動車で最も一般的なサイズである「155/65R14」を基準に、最新の価格相場を見てみましょう。
- ネット通販で購入する場合: 4本セットで約32,000円〜40,000円前後
- 実店舗(カー用品店等)で購入する場合: 4本セットで約45,000円〜55,000円(工賃込み)
アジアンタイヤの格安モデルなら2万円台で買えることもありますが、国産の安心感と「夏タイヤとしての寿命の長さ」を考えると、ダンロップのAS1は非常にコスパが良い部類に入ります。年間1万キロ以上走るユーザーなら、1〜2年で履き潰してしまう格安タイヤよりも、しっかり溝が残るダンロップの方が結果的に安上がりになるからです。
2. 「夏タイヤとして優秀」なのがダンロップの強み
多くの人が誤解していますが、オールシーズンタイヤは「1年中そこそこの性能」ではありません。ダンロップのALL SEASON MAXX AS1を実際に履いて驚くのは、その静粛性です。
軽自動車は普通車に比べて遮音材が少なく、タイヤの「ゴーッ」というロードノイズが車内に響きやすい構造をしています。しかし、このタイヤは夏タイヤのエナセーブに近い感覚で、非常に静かに転がってくれます。雨の日の排水性能も高く、ゲリラ豪雨の高速道路でも路面をしっかり掴んでいる安心感がありました。
3. ぶっちゃけ、雪道はどこまで走れるのか?
ここが一番の懸念点でしょう。結論から言えば、「シャーベット状の雪」や「数センチの積雪」なら全く問題なくグイグイ進みます。
ただし、過信は禁物。アイスバーン(凍結路面)だけは別物です。信号待ちからの発進で空転したり、カーブで横滑りしたりするリスクはスタッドレスタイヤより明らかに高い。
私が軽自動車で運用した実感としては、**「都市部でたまに雪が降る」「スキー場には行かない」「凍結する早朝・深夜には運転しない」**というライフスタイルなら、これ一択で正解だと言い切れます。
4. 寿命(耐摩耗性)に関するリアルな実感
軽自動車はタイヤ径が小さいため、普通車よりもタイヤの回転数が多くなり、摩耗が早い傾向にあります。
しかし、ダンロップのAS1はコンパウンドが非常にタフ。私の場合、走行距離2万キロを超えても、まだ半分以上の溝が残っていました。これなら3〜4シーズンは余裕で履き続けられる計算です。
5. 後悔しないための購入アドバイス
もしあなたが「少しでも安く済ませたい」なら、Amazonや楽天で本体を安く購入し、近所のガソリンスタンドや整備工場へ直送して取り付けてもらうのが賢い選択です。
持ち込み工賃を含めても、店頭で購入するより1万円以上浮くケースがほとんど。その浮いたお金で、軽自動車のオイル交換やちょっとしたメンテナンスに予算を回す方が、よっぽど愛車を長持ちさせられます。
まとめ:軽自動車にこそオールシーズンという選択を
保管場所の確保に困り、重いタイヤを2階のベランダから下ろして腰を痛める……そんな苦労はもう必要ありません。
ダンロップのALL SEASON MAXX AS1は、軽自動車の経済性を損なわず、安全という「保険」を1年中履き続けることができる、現代の軽自動車ライフにおける最適解のひとつです。
次のタイヤ交換、思い切って「履き替えない」選択肢を選んでみてはいかがでしょうか。


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