「ダンロップの株を買って応援したい」と思い立ち、証券アプリで「ダンロップ」と検索しても、目当ての銘柄が出てこず焦った経験はありませんか?実は、株式会社ダンロップという名の上場企業は存在しません。
私たちが普段目にするダンロップのタイヤやゴルフ用品を手掛けているのは、東証プライム上場の「住友ゴム工業(銘柄コード:5110)」です。
今回は、実際に住友ゴム工業の株を保有し、タイヤの摩耗具合と同じくらい株価チャートを注視してきた私の視点から、投資のポイントをリアルにお伝えします。
なぜ「ダンロップ株」は見つからないのか?
多くの投資初心者が最初につまずくポイントですが、ダンロップは住友ゴム工業が展開するメインブランドの名称です。
私自身、初めて自動車のタイヤをダンロップ エナセーブに履き替えた際、その静粛性に感動して「この会社に投資しよう」と意気込みましたが、検索結果に戸惑った記憶があります。同様に、テニスやゴルフで愛用されるスリクソンも、この住友ゴム工業のスポーツ事業が展開しているブランドです。
「ブランド名は知っているけれど、親会社の名前は意外と知らない」という典型的な例と言えるでしょう。
実際に保有して分かった住友ゴム工業(5110)の魅力
1. 納得の配当利回り
投資家として外せないのが配当金です。住友ゴム工業は、製造業の中でも比較的高めの配当利回りを維持している傾向にあります。
銀行に預けていてもスズメの涙ほどの利息しかつかない今、ダンロップという世界的なブランド力を持つ企業の株を保有し、定期的にお小遣いのような配当を受け取れるのは、精神的な安定剤にもなります。
2. 進化し続ける「タイヤ」の将来性
「タイヤなんてどれも同じ」と思っていた時期が私にもありました。しかし、最近のEV(電気自動車)シフトに伴い、タイヤに求められる性能は激変しています。
住友ゴム タイヤの技術力は、電気自動車特有の重量や静かさに対応した次世代モデルで真価を発揮しています。「アクティブトレッド」のような、路面状況に合わせてゴムの性質が変わる魔法のような技術をニュースで見るたび、この先の成長にワクワクしてしまいます。
注意したいリスク:外部要因に振り回されやすい?
もちろん、良いことばかりではありません。実際に株価を追っていると、以下の2点には常にハラハラさせられます。
- 原材料価格の変動: タイヤの主原料である天然ゴムや石油の価格が上がると、利益が圧迫されます。
- 為替の影響: グローバル企業ゆえ、円高・円安の動きで株価が乱高下することがあります。
「そろそろスタッドレスタイヤに買い替えようかな」と考える冬場だけでなく、原油価格のニュースもチェックしておくのが、住友ゴム株主のたしなみです。
住友ゴム工業の株を購入する具体的なステップ
「100株まとめて買うのは勇気がいる……」という方は、最近流行りの「単元未満株(ミニ株)」から始めてみるのがおすすめです。
- 証券口座を開設: ネット証券ならスマホひとつで完結します。
- 「5110」で検索: 「ダンロップ」ではなく数字で探すのがコツです。
- 買い注文を出す: 予算に合わせて1株、または100株単位で購入。
まとめ:ダンロップファンなら持っておきたい1株
身近な製品を作っている企業の株を持つと、街中でダンロップの看板を見かけるだけで少し誇らしい気持ちになります。
単なる「数字のやり取り」としての投資ではなく、自分の好きなブランドを支え、その成長を一緒に喜ぶ。そんな「体温の通った投資」を、住友ゴム工業(5110)から始めてみてはいかがでしょうか。
まずは、証券口座の検索窓に「5110」と入力してみることからスタートしましょう。
次は、住友ゴム工業の最新の決算資料を一緒に読み解き、今の株価が「買い時」かどうかを具体的に探ってみませんか?


コメント