愛車の足元を見つめたとき、そのタイヤが放つ「佇まい」に満足していますか?特にSR400やW650といった、空冷エンジンの造形美が光るバイクにとって、4.00-18というサイズは単なる消耗品ではなく、マシンのアイデンティティを決定づける重要な要素です。
私自身、長年ビンテージスタイルのバイクを乗り継いできましたが、結局最後に戻ってくるのはいつもダンロップでした。今回は、多くのライダーが頭を悩ませるダンロップ 4.00-18の選択肢について、実体験を交えながら深掘りしていきます。
なぜ「4.00-18」でダンロップが選ばれ続けるのか
最近の主流であるミリ表示(110/90など)ではなく、あえてインチ表示の「4.00」を選ぶ理由は、その独特のボリューム感にあります。サイドウォールが肉厚で、ホイールに履かせた際のムチッとしたシルエット。これこそが旧車やカスタムバイクの黄金比だからです。
その中でもダンロップが圧倒的な支持を得ているのは、当時のパターンを復刻しつつ、中身のコンパウンド(ゴムの質)を最新技術でアップデートし続けているからに他なりません。
迷ったらこれ!用途別おすすめラインナップ
1. 峠から街乗りまで、走りを極めるならTT100GP
「4.00-18」と聞いて真っ先に思い浮かぶのがこのタイヤでしょう。1960年代の伝説的レースのDNAを継承したパターンは、どんなにハイテクな現行タイヤにも出せない色気があります。
実際に履き替えてコーナーを曲がってみると、見た目からは想像できないほど「粘り」を感じます。路面に吸い付くようなグリップ感は、まさに「ハイグリップタイヤ」を名乗るにふさわしい安心感を与えてくれます。
2. ストリートカスタムの王道K180
ダートトラッカースタイルを目指すなら、これ以外の選択肢はないと言っても過言ではありません。ブロックパターンでありながら、アスファルトの上でも滑らかに転がる設計は流石の一言。スカチューンを施したSRや、トラッカーカスタムには最高のスパイスになります。
3. 当時の雰囲気を100%再現するならK87
「性能よりも、当時の空気感を大切にしたい」という硬派なライダーには、縦溝が印象的なK87が刺さるはずです。Z1やW1などの旧車に装着した際の「正解感」は、他のタイヤでは決して味わえません。
4.00-18の互換性と交換時の注意点
よく「110/90-18と何が違うの?」という質問を受けますが、外径や幅が微妙に異なります。4.00-18はミリ表示に換算するとおよそ110〜120mm幅に相当しますが、扁平率の関係で4.00の方が車高がわずかに上がり、直進安定性が増す傾向にあります。
また、交換時に絶対に忘れてはいけないのがタイヤチューブとリムバンドのリフレッシュです。外側が新品でも、中身が劣化していては宝の持ち腐れ。私はいつも、タイヤ交換のタイミングで必ずこれらも一新するようにしています。
まとめ:あなたのバイクに「魂」を吹き込む一本を
タイヤ交換は、バイクとの対話が最も深まる瞬間です。新品のダンロップ 4.00-18を装着し、ガレージから一歩外に出たときのあの高揚感。最初の数キロ、皮剥きをしながら感じるハンドリングの軽快さは、何度経験しても飽きることがありません。
見た目で選ぶか、グリップで選ぶか。あなたのライディングスタイルに最適な一本を見つけて、次の週末は少し遠くまで足を伸ばしてみませんか?
次は、自分でタイヤ交換に挑戦するためのタイヤレバーやビードワックスの選び方について、私の失敗談を交えてご紹介しましょうか?


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