「幅広の靴といえばダンロップ」というイメージを持ってお店に行くと、ふと隣に並んでいるムーンスターの棚が気になったことはありませんか?実は私もその一人です。長年、仕事用のウォーキングシューズとしてダンロップの靴を愛用してきましたが、調べていくうちにこの2つのブランドには深い歴史的な繋がりがあることを知りました。
今回は、靴選びで迷っている方のために、両ブランドの関係性や実際に履き比べて分かった違いを、一人の靴好きの視点から詳しくお伝えします。
そもそもダンロップの靴はムーンスターが作っているのか?
結論から言うと、かつては「イエス」でしたが、現在は「一部ノー」というのが正確なところです。
長年、日本におけるダンロップブランドのコンフォートシューズや作業靴は、福岡県久留米市に本拠を置く老舗メーカー「ムーンスター」がライセンス契約を結んで企画・製造を行っていました。私たちが「ダンロップの靴は丈夫で日本人の足に合う」と感じていた品質の裏側には、ムーンスターの熟練した技術があったのです。
しかし、現在はライセンス先が広島化成などに移行しており、すべてのダンロップ製品がムーンスター製というわけではありません。この背景を知ると、お店でタグをじっくり見てしまうのは私だけではないはずです。
実際に履き比べて感じた「ダンロップ」の強み
私がダンロップ リファインドなどのシリーズを愛用して感じるのは、圧倒的な「実用性への振り切り」です。
- 幅広設計の安心感: 4Eや5Eといった超幅広モデルが充実しており、外反母趾気味の私の足でも、新品の初日からどこも痛くならずに1万歩歩けました。
- 驚異のコストパフォーマンス: 正直、この価格帯でこの耐久性は驚きです。雨の日の通勤や、泥がつくような作業現場でも気兼ねなく履き潰せる「相棒」感があります。
- 脱ぎ履きのしやすさ: ファスナー付きモデルが多く、玄関先でバタバタせずに済むのが地味に嬉しいポイントです。
ムーンスター自社ブランドに惹かれる理由
一方で、最近注目しているのがムーンスターの自社オリジナルラインです。特に「810s(エイトテンス)」シリーズなどは、プロユースの機能を日常着に落とし込んでいて、デザイン性が格段に高いのが特徴です。
- 洗練されたルックス: ダンロップがいわゆる「お父さんの休日靴」的な安心感があるのに対し、今のムーンスターは、セレクトショップに並んでいても違和感のないオシャレさがあります。
- ソールのしなやかさ: ヴァルカナイズ製法で作られたモデルは、足裏の動きに吸い付くような感覚があります。
結局、どちらを選ぶべきか?
私の実体験に基づく結論はこうです。
- 実用性とコスパ重視ならダンロップ毎日の散歩、仕事での立ち仕事、足がむくみやすい方は、迷わずこちら。特にダンロップ コンフォートウォーカーは、一度履くとその楽さに戻れなくなります。
- 品質へのこだわりとファッション性ならムーンスター「日本製(久留米)」の誇りを感じたい、あるいはシンプルだけど少しこだわりが見える靴が欲しいなら、ムーンスターの直系モデルを探すべきです。
靴は毎日あなたを支える土台です。ブランド名だけでなく、今の自分の足が「どちらで呼吸しやすいか」を感じて選んでみてください。
この記事の内容について、さらに具体的なおすすめモデルの型番や、お手入れ方法についても詳しく解説しましょうか?


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