ゴルフ練習場でふと足元を見ると、そこにあるのはお馴染みの「DUNLOP」のロゴ。私自身、数えきれないほどの球数をこのボールで打ってきましたが、実はこのダンロップ レンジボール、ただの練習用と侮るなかれ、その裏側には驚くほどの技術と戦略が詰まっています。
今回は、練習場オーナーがなぜこぞってこのボールを選ぶのか、そして私たちゴルファーが練習場でスコアアップするために知っておくべき「飛距離のカラクリ」について、実体験を交えて深掘りします。
1. 練習場で出会う「ダンロップ」の正体とその魅力
多くのゴルフ練習場でダンロップのボールが採用されている最大の理由は、圧倒的な「タフさ」と「品質の安定感」にあります。
私たちがドライバーでフルスイングし、時にはウェッジで強烈なスピンをかける。そんな過酷な環境下で、何百回、何千回と打たれても割れず、変形しにくい耐久性は、スリクソンやゼクシオを世に送り出すダンロップならではの技術の結晶です。
ラインナップによる打感の違い
ひと口にレンジボールと言っても、実は種類があります。
- 1ピースボール: 最も一般的でカチッとした打感。とにかく丈夫です。
- 2ピースボール: コースボールに近いフィーリング。最近の質の高い練習場ではこちらが増えています。
- ウレタンカバー: アプローチ練習場などで見かける、吸い付くような打感の高級レンジボールです。
2. 【実感を伴う真実】レンジボールは本当に飛ばないのか?
「練習場では調子がいいのに、コースに行くと距離感が狂う」……そんな経験はありませんか? 実はダンロップ レンジボールの中には、あえて飛距離を抑えた「減飛ボール」が存在します。
飛距離の差はどれくらい?
私の実測値や周囲のシングルプレーヤーたちの意見を統合すると、おおよそ10%から15%程度飛距離が落ちる感覚です。
- アイアン: 1番手分ほど飛ばないことが多いです。
- ドライバー: 初速は出ているのに、スピン量が増えて吹け上がったり、逆にドロップしたりすることもあります。
この「差」を理解していないと、練習場で無理に飛ばそうとしてフォームを崩す原因になります。「ここでは150ヤード飛んでいれば、コースでは165ヤードだ」と脳内で変換する余裕が、上達への近道です。
3. なぜ練習場オーナーは「ダンロップ」を信頼するのか
経営的な視点で見ると、ダンロップ レンジボールの導入は非常に合理的です。
まず、ボールの寿命が長い。表面のディンプルが削れにくいので、飛行性能が長期間安定します。また、イエローボールの発色が良く、夕暮れ時でも弾道が追いやすいといった、利用者へのホスピタリティも計算されています。
私自身、様々な練習場を巡りますが、やはりダンロップのニューボールが補充されたばかりの打席に当たると、「今日はしっかり練習するぞ」とモチベーションが上がるものです。
まとめ:レンジボールを味方につける練習術
ダンロップ レンジボールは、コースボールと全く同じではありません。しかし、その特性——「少し飛ばない」「スピン特性が違う」——を理解して練習すれば、これほど心強い相棒はいません。
次に練習場へ行った際は、ぜひ足元のボールのロゴを眺めてみてください。その一球一球に、ダンロップが誇る日本のゴルフ技術が詰まっているのです。


コメント