「ダンロップのNH200Cを買いに行ったら、お店の人にブリヂストンですよって言われちゃって……」
先日、友人の軽自動車のタイヤ選びに付き添った際、こんな一幕がありました。実はこれ、タイヤ選びでは「あるある」の勘違いなんです。低燃費タイヤの代名詞であるダンロップの「エナセーブ」シリーズと、ブリヂストンのECOPIA NH200Cは、どちらも街中でよく見かける超定番モデル。名前が混ざってしまうのも無理はありません。
今回は、実際に数多くのタイヤを履き潰してきた私の経験と、整備士仲間から聞いた現場の本音を交えながら、ブリヂストンの隠れた名作NH200Cの真実に迫ります。
そもそも「NH200C」ってどんなタイヤ?
結論から言うと、NH200Cはブリヂストンが「軽自動車・コンパクトカー専用」に本気で開発した低燃費タイヤです。
以前、私がコンパクトカーにこの前モデルを履かせていた時、一番驚いたのは「雨の日の安心感」でした。安いタイヤだと、土砂降りの高速道路でハンドルがふわふわ浮くような怖さを感じることがありますが、NH200Cにはそれがない。現行のNH200Cになってからは、そのウェット性能がさらに長持ちするよう進化しています。
「タイヤなんてどれも同じ」と思っている方にこそ、この路面をピタッと掴む感覚を味わってほしいですね。
ダンロップ「エナセーブ」と比較してどっちがいいの?
「ダンロップのタイヤを探していた」という方は、おそらくエナセーブ EC204と迷われているのではないでしょうか。正直、どちらも素晴らしいタイヤですが、性格はハッキリ分かれます。
- ダンロップ エナセーブ EC204: とにかく「減りにくさ」が神がかっています。走行距離が長く、タイヤを限界まで長持ちさせたいコスパ重視派に最適です。
- ブリヂストン NH200C: 「安全性と静かさ」のバランスが絶妙です。特にハイブリッドの軽自動車など、車内が静かな車に乗っているなら、ロードノイズを抑えてくれるこちらの方がドライブが楽しくなります。
私の感覚では、買い物や送迎など「日常の質」を少し上げたいならNH200C、営業車のように「距離を走ってナンボ」ならダンロップ、という選び方が後悔しないコツです。
実際に履いてわかった「寿命」と「偏摩耗」のリアル
軽自動車のタイヤ選びで最大の悩みは、タイヤが外側だけ極端に減る「片減り(偏摩耗)」ですよね。背の高い軽ワゴンだと、カーブのたびにタイヤの角に負担がかかります。
NH200Cを装着して1万キロほど走行したユーザーのタイヤをチェックさせてもらう機会がありましたが、接地圧が均一になるよう設計されているおかげか、驚くほど綺麗に摩耗していました。
「安いタイヤを2年で交換する」のと、「NH200Cをしっかりメンテナンスして4年履く」のとでは、トータルの出費だけでなく、その間の運転の楽さも格段に変わってきます。
迷っているあなたへ:タイヤは「命を乗せている」唯一のパーツ
「ダンロップだっけ?ブリヂストンだっけ?」という入り口でも構いません。大事なのは、そこでNH200Cという選択肢に辿り着いたことです。
実際に交換した方からは、「ハンドルが軽くなった」「雨の日のブレーキがしっかり効く気がして安心」という声が続々と届いています。もし、あなたが家族を乗せて運転する機会が多いなら、この「安心感の差」への投資は、決して高いものではないはずです。
次回のタイヤ交換では、ぜひブリヂストンのNH200Cを指名買いして、その進化を体感してみてください。きっと、いつもの交差点を曲がる瞬間に「あ、これいいかも」とニヤリとするはずですよ。


コメント