ギターを始めたばかりの頃、楽器屋のレジ横にあるピックケースを眺めていて「あ、あのワニのマークのやつ使いやすそう」と思ったことはありませんか?実はそれ、よく見ると「カメ」だったりするんです。
ギタリストの間で「ワニ」や「カメ」の愛称で親しまれているJim Dunlopのピック。特にTortex(カメ)とGator Grip(ワニ)は、見た目が似ているようでいて、その実態は全く別物です。今回は、この2大シリーズの違いや、実際に私がステージやレコーディングで使い倒して感じたリアルな使用感を、SEOの観点も踏まえてディープに解説します。
ワニとカメ、あなたの探し物はどっち?
まず最初に混乱を解消しておきましょう。「ワニのピック」を探している人の多くは、以下のどちらかに当てはまります。
- Gator Grip(ゲーターグリップ): 正真正銘、ワニのロゴが描かれたシリーズ。表面がザラザラしており、グリップ力が非常に高いのが特徴です。
- Tortex(トーテックス): 実はカメのロゴ。ですが、色のバリエーションや質感から「ワニ」と混同されることが多々あります。世界で最もスタンダードなピックの一つです。
実際に弾き比べて分かった「手触り」と「音」の決定的な違い
圧倒的なホールド感のGator Grip(ワニ)
私はライブで手汗をかきやすいタイプなのですが、そんな時の救世主がこのGator Gripでした。表面に施されたマットな仕上げが、指先に吸い付くような感覚を与えてくれます。
音色はTortexに比べると、少し落ち着いた、中低域にコシがある印象です。バッキングで重厚なリフを刻みたい時には、このワニの粘り強さが欠かせません。
歯切れの良さと安心感のTortex(カメ)
一方で、カメのマークでおなじみのTortexは、パキッとしたブライトなアタック感が魅力です。ピックが弦に当たった瞬間の「チャリッ」という高域の出方は、他の素材ではなかなか再現できません。
カッティングを多用するファンクや、コードの分離感を大事にしたいポップスでは、結局このカメに戻ってきてしまいます。
【色別】厚さ選びのポイント:迷ったらこの色を買え!
Jim Dunlopのピックは、厚さごとに色が分かれているのが非常に便利です。私の経験上、プレイスタイルに合わせたおすすめは以下の通り。
- 赤(0.50mm): アコギのストロークに最適。キラキラした高音が際立ちます。
- オレンジ(0.60mm): 繊細なピッキングとストロークを両立したい欲張りなあなたに。
- 黄(0.73mm): エレキギターの王道。迷ったらまずこれを選べば間違いありません。
- 緑(0.88mm): 少し硬め。リードプレイや、力強いカッティングに向いています。
- 青(1.00mm): ロックやメタルのリフに。低音の押し出しが強くなります。
- 紫(1.14mm): ジャズやテクニカルなソロに。しなりが少ない分、反応速度が爆速です。
形状が生むプレイアビリティの変化
定番の「スタンダード」形状はもちろんですが、もしあなたが「もっと速く弾きたい」「細かいニュアンスを出したい」と悩んでいるなら、Tortex Jazz IIIを試してみてください。
通常のモデルより一回り小さく、先端が尖っているため、ピッキングの無駄な動きが削ぎ落とされます。私も初めて使った時は「こんなに楽に弾けるのか」と衝撃を受けました。
まとめ:ワニとカメ、どちらがあなたの相棒か
結局のところ、どちらが良いかは「あなたの指先が何を求めているか」に尽きます。
- 「とにかく滑りたくない、太い音が好き」ならGator Grip(ワニ)。
- 「明るい音が好き、世界標準の安心感が欲しい」ならTortex(カメ)。
まずは、自分の好きな色(厚さ)のワニとカメを両方買ってみて、交互に弾き比べてみてください。100円ちょっとの投資で、あなたのギターライフが劇的に変わるかもしれません。
次に楽器店へ行くときは、胸を張って「ワニをください」あるいは「カメをください」と言ってみましょう。その一歩が、理想のトーンへの近道です。


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