「テニスは足のスポーツ」――これは私が現役時代から引退後の今も、後進の指導にあたる中で痛感し続けている真理です。どんなに素晴らしいラケットを手にしても、コートを縦横無尽に駆け巡るフットワークがなければ、その威力は半分も発揮されません。
私が長年、パートナーとして信頼を置いてきたのがPrinceのシューズです。プロの過酷なラリーに耐え、かつ一般のプレーヤーが「もっとテニスが楽しくなる」と感じるためのシューズ選びには、実はいくつかの明確なポイントがあります。今回は、私の経験に基づいたシューズ選びの極意をお伝えします。
なぜ私はPrinceを選び続けたのか
世界ツアーを転戦していた頃、私にとってシューズは単なる道具ではなく、身体の一部でした。特にPrince ツアープロシリーズのようなモデルには、他にはない「安心感」がありました。
テニスシューズに求められるのは、単なる軽さではありません。急激なストップ&ゴー、そして左右への激しい切り返し。この瞬間に足首がぶれない「ホールド感」と、地面をしっかり掴む「安定性」が、私の粘り強いプレースタイルを支えてくれました。
失敗しない!杉山愛流・シューズ選びの3箇条
多くの一般プレーヤーの方を見ていて、一番もったいないと感じるのが「サイズ選び」です。
- 「少し大きめ」は怪我の元「指先が痛いから」と大きすぎるサイズを選んでいませんか? 靴の中で足が遊んでしまうと、踏ん張った際に足指が靴の先端に激突し、逆に爪を痛めたり、捻挫の原因になったりします。私は常に、踵を合わせた状態でつま先に適度な余裕があり、かつ甲の部分がしっかりフィットするものを選んでいます。
- サーフェスへの妥協は、パフォーマンスを半減させるオムニコート(砂入り人工芝)でオールコート用を履くと、滑りすぎて本来のパワーが伝わりません。逆にクレーコートでPrince オールコート用を無理に使うのも危険です。それぞれのコートの特性に合わせた専用のアウトソールを選ぶことが、上達への最短ルートです。
- 「クッションの寿命」を敏感に察知する外見が綺麗でも、中のクッションがヘタっていれば、その衝撃はすべて膝や腰に蓄積されます。私は現役時代、数週間ごとに新しいシューズに履き替えていました。皆さんも、着地した時に「以前より硬いな」と感じたら、それは身体を守るための履き替えサインです。
2026年、今おすすめしたい一足
今、私がジュニアからシニアまで幅広い層に推奨しているのが、Prince テニスシューズ 競技向け最新モデルです。現代のテニスはよりスピードアップしていますが、このモデルは驚くほど軽量でありながら、着地時の衝撃を吸収し、次の一歩への反発力に変えてくれます。
特に関節への負担を気にする大人の方には、クッション性に優れたPrince ワイドライトシリーズも、その包み込むような履き心地から非常におすすめです。
最後に
シューズを変えるだけで、驚くほど動けるようになる。その喜びを、ぜひ一人でも多くのプレーヤーに味わっていただきたいです。私のこだわりが、あなたのテニスライフをより輝かせる一助となれば幸いです。
コートの上で、最高のパフォーマンスを発揮しましょう!


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