週末のテニス、オムニコートで走り回った後のシューズを見て「あぁ、またこのオレンジ色の砂が……」とため息をついたことはありませんか?テニスシューズは他のスポーツ靴に比べても、細かい砂の侵入や激しいストップ&ゴーによる汗の蓄積が激しく、実はかなり過酷な環境に置かれています。
お気に入りの一足を長く、そして最高のグリップ力で使い続けるためには、ただ水で流すだけではない「正しいメンテナンス」が不可欠です。今回は、週3回はコートに立つ私が試行錯誤の末にたどり着いた、失敗しない洗い方と最強の洗剤たちをご紹介します。
なぜテニスシューズは「普通の洗剤」では足りないのか?
テニス特有の汚れは、主に「クレー・オムニコートの細かな砂」と「密閉されたシューズ内での汗と菌」です。特に砂入り人工芝でプレーした後の砂は、繊維の奥まで入り込み、乾くと生地を傷める原因になります。これを放置すると、シューズが重くなったり、柔軟性が失われたりして、フットワークに悪影響が出ることも。
私が実際に試して、最も効果を実感したのが以下の組み合わせです。
1. 頑固な泥・砂汚れには「泥汚れ専用」の力を
真っ白なシューズが砂で黄ばんでしまった時、頼りになるのがウタマロ石けんです。これを汚れた部分に直接塗り込み、少し硬めのブラシで円を描くようにこすると、驚くほど汚れが浮き上がってきます。部分洗いにはこれ以上の相棒はいません。
2. 消臭と除菌を徹底するなら「つけ置き」
シューズ内部のツンとした臭いが気になるなら、オキシクリーンを使った「オキシ漬け」がベストです。40度〜50度のお湯に溶かし、30分ほど放置するだけで、繊維の奥の皮脂汚れまで分解してくれます。ただし、長時間やりすぎると接着剤に負担がかかるので、タイマーを忘れずに。
失敗しない!テニスシューズの正しい洗濯手順
私が実践している、シューズの寿命を延ばすためのルーティンを解説します。
ステップ1:分解と予洗い
まずは靴紐とインソールをすべて外します。これ、面倒ですが絶対にやってください。インソールの裏側に溜まった砂こそが臭いと劣化の元凶だからです。乾いた状態で、叩くようにして表面の砂を可能な限り落としておきましょう。
ステップ2:つけ置きとブラッシング
ワイドハイター EXパワーなどの液体酸素系漂白剤を混ぜたぬるま湯に浸します。その後、専用のシューズブラシ、もしくは使い古した歯ブラシで、汚れが溜まりやすいサイドのメッシュ部分を優しく洗います。力を入れすぎるとメッシュが毛羽立つので、あくまで「汚れを掻き出す」イメージです。
ステップ3:すすぎと脱水
洗剤が残ると変色や肌荒れの原因になるため、流水で念入りにすすぎます。脱水は洗濯機の「脱水のみ」モードで3分ほどかけるのがおすすめ。この際、シューズ用洗濯ネットに入れると、洗濯槽への衝撃を防げます。
乾かし方一つでシューズの寿命が変わる
意外と盲点なのが乾燥です。早く乾かしたいからと直射日光に当てるのは絶対にNG。ゴムが硬化し、グリップ力が落ちてしまいます。
風通しの良い日陰に、つま先を上にして立てかけるのが正解です。中に激落ちくん キッチンペーパーなどの吸水性の高い紙を詰め、数時間おきに交換すると、翌朝にはスッキリ乾いています。
定期的なケアを始めてから、私のシューズは1年以上経っても「まだ現役」のクッション性を保っています。次の試合、清潔でグリップの効くシューズでコートに立ってみませんか?
次はこの手順で実際に洗ってみて、もし「この汚れがどうしても落ちない!」という特定の箇所があれば教えてください。追加のピンポイント攻略法を提案します。


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