「新しいラケットが欲しいけれど、3万円以上出すのは正直キツい…」
テニスプレーヤーなら誰しもが一度は直面する悩みですよね。私もかつては、最新モデルが出るたびに指をくわえてショップの棚を眺めているだけの一人でした。
しかし、ある時を境に「新品の最新作」にこだわるのをやめました。結果として、今ではバボラ ピュアドライブのような人気シリーズの新品(型落ち)を、定価の半額近い値段で手に入れています。浮いたお金でガットを頻繁に張り替えたり、欲しかったアシックス テニスシューズを新調したりと、テニスライフの質が劇的に向上しました。
今回は、私が何度も失敗を繰り返してたどり着いた「テニスラケットをセールで賢く手に入れるための攻略法」を、包み隠さずお伝えします。
【実体験】セール品(型落ち)を選んで本当に良かった3つのこと
「安いのは嬉しいけど、性能が古くて勝てなくなるんじゃ?」という不安もあるでしょう。しかし、実際に型落ちモデルを愛用してきた私の結論は「メリットしかない」です。
- 圧倒的な価格差で「2本揃え」が可能になる最新モデルを1本買う予算があれば、セール品の型落ちなら2本買えることが多々あります。試合中にガットが切れた際、全く同じ打球感のラケットがバッグにある安心感は、何物にも代えられません。
- 性能差は「微差」であることが多いメーカーのマーケティング上、新作は劇的に進化したように謳われますが、実際はカラーチェンジや微細な素材調整に留まるケースも。例えばヨネックス VCOREシリーズなどは、1世代前でも現役バリバリで通用する完成度です。
- 気兼ねなく使い倒せる3万5千円のラケットだと「傷をつけたくない」と守りに入ってしまいますが、セールで安く手に入れた相棒なら、ハードコートで多少擦っても「まあ、いいか!」とアグレッシブに振り抜けます。このメンタル面の影響は意外とバカにできません。
狙い目はいつ?テニスラケットのセール時期カレンダー
ラケットが安くなるタイミングには、明確な「予兆」があります。
1. 新モデル発売の1ヶ月前(1月〜3月 / 8月〜10月)
各メーカー、新作発表のタイミングで旧型の在庫処分が一気に加速します。この時期にショップを覗くと、昨日まで定価だったモデルに「30〜50%OFF」の札が貼られ始めます。
2. 4大大会(グランドスラム)開催期間
全豪、全仏、ウィンブルドン、全米の時期は、世間のテニス熱が高まるため、楽天やYahoo!ショッピングなどのECサイトでポイント還元率が跳ね上がる傾向にあります。
3. 年末年始・年度末の在庫一掃
「福袋」企画や、店舗の決算時期に合わせて、通常ではありえないセット販売が行われることがあります。
失敗しないための「型落ちセール品」選びのチェックリスト
安さにつられて飛びつくと、痛い目を見ることもあります。私の失敗談を元にしたチェックポイントがこちら。
- 「グリップサイズ」を妥協しないセール品はG1やG3など、極端なサイズだけが売れ残っていることが多いです。「安いからG3でいいや」と買ってしまうと、手の大きさに合わず腱鞘炎の原因になります。
- 「展示品」の状態を執拗にチェックする実店舗のセール品は、長期間日光(紫外線)にさらされていたり、試打用に近い扱いをされていたりする場合があります。塗装の退色や、フレームの微細なヒビがないか、手で触って確かめるのが鉄則です。
- スペックの「中身」を調べるモデルチェンジが「カラーのみの変更」だった場合、それは最大のチャンス。中身が同じウィルソン ウルトラなら、安い旧色を選ばない手はありません。
どこで買うのが正解?購入ルート別メリット・デメリット
| 購入場所 | メリット | デメリット |
| 大手ネット通販 | 24時間いつでも最安値を探せる | ガットの張り替え技術にバラつきがある |
| テニス専門店 | 詳しいスタッフに「前作との違い」を聞ける | ネットに比べると割引率が渋いことも |
| 中古ショップ | 驚くほど安い掘り出し物がある | 内部の劣化(へたり)が素人には判別不能 |
私のおすすめは、**「ネット通販で新品の型落ちを探し、ガットだけは信頼できるショップに持ち込む」**スタイルです。これが最も安く、かつパフォーマンスを維持できる方法だと確信しています。
最後に:安くても「中古」より「新品セール」を推す理由
かつて私は、中古サイトで数千円の激安ラケットを買ったことがありますが、打ってみると「カツン」という嫌な振動が。見た目にはわかりませんでしたが、内部でカーボンが剥離している「中折れ」状態だったのです。
初心者や中級者の方こそ、保証の効かない中古ではなく、ショップが販売する**「新品のセール品」**を選んでください。
浮いた1万円で、少し良いルキシロン アルパワーなどのガットを張ってみてください。最新モデルを妥協して使うよりも、ずっと鋭いボールが打てるはずですよ。
次は、あなたが狙っているメーカーの具体的な「モデルチェンジ周期」を調べて、いつが買い時か予測してみましょうか?


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