テニスを始めると、自分のラケットに不思議なゴムがついていたり、カラフルなテープが巻いてあったりするのに気づきます。「あれは何のためにあるの?」「自分もつけたほうがいいのかな?」と疑問に思うのは、誰もが通る道です。
実は、ラケットに「つけるもの」には、単なるおしゃれ以上の深い理由があります。それひとつで、驚くほどプレーの質や疲れにくさが変わるのです。今回は、私の実体験を交えながら、テニスラケットに装着すべき必須アイテムと、中上級者も愛用するカスタマイズ用品をご紹介します。
1. 【必須級】まず最初につけるべき3つのアイテム
初心者がラケットを買ったら、まずこの3つを揃えるところからスタートしましょう。これがあるだけで、ラケットの寿命とプレーの快適さが劇的に向上します。
① オーバーグリップテープ
これは「元のグリップ」の上に巻く、薄いテープです。
- 役割: 滑り止め、吸汗、元のグリップの保護。
- 体験談: 私も最初は「巻かなくても打てるでしょ」と思っていましたが、夏場に手汗でラケットが手の中でくるっと回ってしまい、とんでもない方向にボールが飛んでいった苦い経験があります。ウェットタイプ グリップテープを巻くようになってからは、軽い力でもラケットが安定し、マメができることも減りました。週に1回プレーするなら、1ヶ月に1回は巻き替えるのが、最高のコンディションを保つコツです。
② 振動止め
ガット(ストリング)の下の方に挟む、小さなシリコン製のパーツです。
- 役割: 打球時の不快な振動をカットし、肘や手首への負担を減らす。
- 体験談: 振動止めをつけずに打つと「コーン!」という高い金属音が響きます。これをテニス 振動止めに変えるだけで、音が「ボフッ」という低い音に変わり、打球感がマイルドになります。一度この安心感を覚えると、外した時の「ビリビリ感」が怖くて戻れなくなるほど。特にテニス肘が気になる方は必須アイテムです。
③ エッジガード(プロテクションテープ)
ラケットのフレームの先端(頭の部分)に貼る透明や黒のシールです。
- 役割: 地面との接触によるフレームの削れ・傷を防止する。
- 体験談: 低いボールを拾おうとしてラケットを地面に擦った時、エッジガードを貼っていなかったせいで大切なラケットの塗装がガリっと削れてしまったことがあります。エッジガードを貼っておけば、シールの表面が削れるだけで済むので安心です。将来ラケットを買い替える際、フリマアプリなどで高く売りたいなら、新品のうちに貼っておくことを強くおすすめします。
2. 【ステップアップ】プレーを激変させるカスタマイズ
「もう少し重い球を打ちたい」「グリップをしっかり固定したい」という悩みが出てきたら、こちらの出番です。
④ リードテープ(鉛テープ)
- 役割: フレームに重りを貼り、ラケットの重量やバランスを調整する。
- 体験談: 相手のボールにパワー負けするようになった時期、フェイスの3時と9時の方向にリードテープを合計3gほど貼ってみました。すると不思議なことに、打ち負けなくなり、ストロークに深さが出るようになったのです。数グラムでこれほど感覚が変わるのか、と驚いたカスタマイズでした。
⑤ カスタムリング
- 役割: グリップテープの端を止める、シリコン製のリング。
- 体験談: 付属のビニールテープは使っているうちに端から剥がれてベタベタしてきますが、カスタムリングならそのストレスがゼロになります。カラーバリエーションも豊富なので、ラケットのコーディネートとしても優秀です。
3. 【検証】つける・つけないで、プレーはどう変わったか?
私が実際に試行錯誤してたどり着いた、それぞれの「感触の違い」をまとめました。
| 項目 | つけるメリット(体験者の声) | つけないメリット(あえて外す理由) |
| 振動止め | 集中力が増し、肘に優しい。 | ボールがどこに当たったか情報が鮮明。 |
| グリップ | 常に清潔で、握る力が最小限で済む。 | 特になし(基本はつけるべき)。 |
| エッジガード | 攻めたプレーができる。 | 振り抜きがわずかに軽くなる。 |
結局のところ、多くのプロ選手やベテランプレーヤーがこれらを活用しているのは、**「不快なノイズを消し、自分のプレーに集中するため」**です。
まとめ:自分だけの「相棒」に育てよう
テニスラケットに「つけるもの」は、あなたのプレーを助けるサポーターです。まずはヨネックス グリップテープのような定番アイテムから試してみて、自分の好みの打球感を探してみてください。
道具を整えることは、上達への最短ルート。少しずつ自分好みのカスタマイズを加えて、世界に一本だけの相棒へと育てていきましょう。


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