「ソフトテニス部に入ったけれど、シューズは硬式用と何が違うの?」「砂入りの人工芝で滑らない靴はどれ?」と、部活動が始まる時期には多くの親御さんや学生さんが同じ悩みを抱えます。
私自身、テニスショップの店頭で多くの方を接客してきましたが、実は「軟式専用」として売られているシューズはほとんど存在しません。大切なのは「軟式か硬式か」ではなく、「どのコートでプレーするか」という点に尽きるのです。
今回は、初心者の方が絶対に失敗しないためのシューズ選びのポイントと、現場で本当に支持されている人気モデルを詳しくご紹介します。
軟式(ソフトテニス)と硬式のシューズに違いはある?
結論から言うと、メーカーは「軟式用」「硬式用」という区別をして製造していません。ヨネックスやミズノといった主要メーカーのカタログを見ても、基本的には「テニスシューズ」というカテゴリーで統一されています。
しかし、ソフトテニスの大会や練習の多くは「オムニコート(砂入り人工芝)」や「クレーコート(土)」で行われます。そのため、必然的にこれらのコートに適した「オムニ・クレー用」のソール(靴底)を選ぶことが、ソフトテニス界隈での正解とされています。
たまに「体育館で練習するから」と部活動の初期にオールコート用を買われる方がいますが、外のオムニコートに出た瞬間にツルツルと滑ってしまい、捻挫の原因になることも。まずは自分の学校のメインコートがどこかを確認しましょう。
失敗しないための選び方3つの基準
1. ソール(靴底)の形状を必ずチェック
ソフトテニスなら、裏面にブツブツとした突起がある「オムニ・クレー用」を選んでください。これにより、砂の上でもしっかり踏ん張りが効き、鋭いダッシュが可能になります。
2. 足幅(ワイズ)を確認する
日本人の足は幅広・甲高が多いと言われています。スリムなタイプを選んでしまうと、練習中に足が痛くなって集中できません。パワークッション105のように、日本人の足型を研究し尽くしたメーカーのモデルは、履いた瞬間に「あ、楽だ」と感じるフィット感があります。
3. クッション性と軽さのバランス
中学生のうちはまだ筋力が未発達です。あまりに重い競技者モデルよりも、適度なクッション性があり、足首をサポートしてくれる軽量モデルが疲れにくくておすすめです。
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圧倒的人気の定番「ヨネックス」
ソフトテニスと言えばヨネックス、というほど信頼が厚いです。独自の衝撃吸収材を採用したパワークッションチームGCは、着地の衝撃をエネルギーに変えてくれる感覚があり、長時間走り回る部活動には最適の一足です。
安定感と耐久性の「ミズノ」
ハードな練習にも耐えうるタフな作りが魅力。特にウエーブエクシード5シリーズは、かかと部分のホールド感が素晴らしく、激しい左右の切り返しでも足が靴の中で遊びません。
最高のフィット感を求めるなら「アシックス」
プロの使用率も高いアシックスは、精密な設計が特徴です。ゲルレゾリューション9は、少し価格は上がりますが、その分足への負担が驚くほど軽減されます。「一度履いたら他には戻れない」という部員も多い名作です。
最後に:購入前にこれだけはやってほしいこと
シューズを買う際は、必ず「テニス用の厚手の靴下」を履いて試着してください。普段の通学用ソックスとは厚みが全く違うため、サイズ選びを間違える原因になります。
つま先に5mmから1cm程度の余裕があるか、横幅がキツすぎないかを確認しましょう。自分にぴったりの一足を見つけることが、上達への一番の近道ですよ。
次は、シューズと一緒に揃えておきたい「テニス用ソックス」や「交換用インソール」についてもチェックしてみませんか?


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