「せっかくの週末テニスなのに、突然のゲリラ豪雨…」
「練習を切り上げたけど、お気に入りのラケットがびしょ濡れでショック…」
テニスプレーヤーなら誰もが一度は経験する絶望の瞬間ですよね。実は、濡れたラケットをそのままバッグに放り込んで放置するのは、ラケットの寿命を縮める「自滅行為」に近いんです。
今回は、濡れたラケットを救うための緊急ステップと、放置すると起こる悲劇、そして実際に私が経験した失敗談をもとにした「復活のコツ」を徹底解説します。
【緊急】テニスラケットが濡れた直後の「3ステップ」応急処置
雨に降られたら、家に帰ってからではなく「その場」でできることから始めましょう。
- 乾いたタオルで優しく拭くまずはマイクロファイバータオルなど吸水性の高い布で、フレーム全体の水分を拭き取ります。特に、ガットが通っている穴(グロメット)の周辺は水が溜まりやすいので、丁寧に叩くように水分を吸い取ってください。
- グリップテープを速攻で剥がすこれが最も重要です。表面のオーバーグリップは水分を吸収して不衛生な状態になるため、迷わず剥がして捨てましょう。ベースグリップ(元グリップ)まで濡れている場合は、リプレイスメントグリップを新しく巻き直す前提で、裸の状態にして乾燥させます。
- 日陰の風通しの良い場所で乾燥早く乾かしたいからといって、ヘアドライヤーの熱風を当てるのは絶対にNGです。カーボン素材は熱に弱く、フレームが変形したり強度が落ちたりするリスクがあります。直射日光を避け、部屋の風通しの良い場所で数日間じっくり自然乾燥させましょう。
濡れたまま放置するとどうなる?3つの悪影響
「少し濡れたくらい大丈夫だろう」という油断が、数日後に高くつくことになります。
- ガット(ストリング)の性能喪失特にナチュラルガットは水分に弱く、一度濡れると弾力性が失われ、打球感が「ボヨンボヨン」になってしまいます。一般的なナイロンガットも吸水することでテンションが急激に落ちるため、翌日のプレーで「全然飛ばない!」と驚くことになります。
- グリップのカビと異臭湿ったグリップをそのままバッグに入れておくと、翌日にはあの「使い古した雑巾」のような悪臭が漂い始めます。一度カビが根付くと、消臭スプレーを使ってもなかなか取れません。
- 重量バランスの崩壊ラケット内部に水が浸入すると、スイングバランスが変わってしまいます。振った時に変な重さを感じたり、グリップの底から「チャプチャプ」と音がしたりするのは重症です。
【体験談】みんなの「濡れた失敗」と「復活」のエピソード
ケースA:試合を優先してラケットを犠牲にした部活生
「雨の日の大会。予備がないからと濡れたまま使い続け、試合後もバッグに直行。翌週、打球感が全く変わっていて、結局テニスガットを張り替える羽目になりました。あのとき、せめてガットの水分をこまめに拭いていれば、お小遣いを無駄にしなくて済んだのに…。」
ケースB:水筒の漏れでバッグ内が水没
「雨ではなく、バッグの中で水筒の蓋が空いていてラケットが水浸しに。グリップのエンドキャップを外してみたら、案の定中に水が入っていました。数日間、逆さまに吊るしてシリカゲル(乾燥剤)と一緒に保管したところ、なんとか復活。でも、グリップ周辺の木材が少し脆くなった気がして、それ以来、防水のラケットバッグを使うようになりました。」
雨の日テニスの心得:道具を守る事前対策
道具を長く使うためには、事前の準備が欠かせません。
- ポリガットを選択する雨が予想される時期は、比較的湿気に強いポリエステルガットを張っておくのが賢明です。
- 撥水スプレーでフレームをガード新品のラケットやオーバーホールのタイミングで、フレームに薄く撥水加工をしておくと、水滴が玉のように転がり落ち、内部への浸入を防げます。
- レインカバー付きバッグの導入テニスバッグを選ぶ際は、防水素材のものやレインカバーが付属しているタイプを選ぶと、急な天候の変化でも安心です。
まとめ:愛着のあるラケットを救えるのはあなただけ
テニスラケットが濡れることは避けられませんが、その後の対応次第で寿命は大きく変わります。「拭く・剥がす・陰干し」の3原則を徹底して、大切な相棒を劣化から守りましょう。
次に雨予報が出ている日は、あらかじめ予備のグリップテープと乾いたタオルを多めにバッグに忍ばせておきませんか?
次のお手伝いが必要ですか?
「濡れてしまった後の具体的なメンテナンス方法をもっと詳しく知りたい」「雨の日に強いおすすめのガットを具体的に教えてほしい」など、追加の疑問があればいつでもお答えします!


コメント