テニスラケット塗り替え完全ガイド|DIYの手順・費用・打球感の変化を実体験から解説

未分類

お気に入りのテニスラケット。長年使い込んで塗装がボロボロになったり、新しいモデルのデザインが好みじゃなかったりして、「自分好みの色に塗り替えられたら最高なのに」と思ったことはありませんか?

結論から言うと、テニスラケットの塗り替え(リペイント)は可能です。ただし、見た目の美しさと引き換えに、打球感の変化や作業の根気が必要になる「沼」のような世界でもあります。

今回は、私が実際に愛機を塗り替えた経験をもとに、失敗しないための手順や注意点、そしてプロに頼む場合の相場まで、リアルな情報をお届けします。


塗り替える前に知っておきたい「理想と現実」

ラケットを塗る前に、絶対に理解しておくべきことが2つあります。それは**「重量」「質感」**の変化です。

  • スペックの変化: ラケットは数グラムの差で別物になります。市販のスプレーで厚塗りすると、5〜10gほど重くなり、バランスポイントが手元や先へズレることがあります。
  • 打球感の変化: 表面の塗装が厚くなると、フレームの「しなり」が抑制されます。実体験として、厚く塗りすぎると打球感が硬くなり、マイルドさが失われる傾向があります。

「それでも、世界に一本だけの相棒が欲しい!」という熱い想いがあるなら、ぜひ次へ進んでください。


【実践】DIYでラケットを塗り替える全手順

私が実際に作業して「ここが肝だ」と感じたポイントを凝縮して解説します。

1. 準備するもの

まずは道具を揃えましょう。妥協すると仕上がりに直結します。

2. 分解と「地獄の」サンディング

まず、ストリングを切り、グロメットをすべて外します。ここからが本番。耐水ペーパーで元の塗装を削ります。

体験談: 完全にカーボンが見えるまで削る必要はありませんが、表面のツヤが消えるまでしっかり「足付け」をしないと、後で塗装がペリペリ剥がれて絶望します。

3. 養生と脱脂

グリップ内部や、グロメットがはまる穴をマスキングテープで丁寧に塞ぎます。その後、シリコンオフで表面の油分を徹底的に除去します。指紋一つで弾きが起きるため、ここからは使い捨て手袋が必須です。

4. 塗装(薄く、何度も)

一度に色を乗せようとするのは厳禁です。

  1. プラサフを薄く吹き、乾燥。
  2. カラーを3〜4回に分けて、パラパラと雪を降らせるように重ねていきます。
  3. 完全に乾いたら、仕上げに2液性ウレタンクリアーを吹きます。

失敗から学んだコツ: 焦って乾燥前に触ると、一生消えない指紋が残ります。最低でも丸一日は「お預け」の精神で待ちましょう。


プロの業者に依頼する場合の費用感

「自分でやるのは自信がない、でも完璧な仕上がりが欲しい」という方は、プロのペイントショップに依頼するのが正解です。

  • 費用の目安: 1本あたり15,000円〜30,000円
  • メリット:
    • ロゴの復元や特殊なメタリック塗装が可能。
    • 焼き付け塗装など、DIYでは不可能な強度が得られる。
    • 重量の増加を最小限(数グラム以内)に抑えてくれる。

テニス専門の塗装業者であれば、スウィングウェイトの変化まで考慮してくれるため、競技志向の方はプロ一択かもしれません。


塗り替え後の愛機とコートへ

塗り替えが終わったラケットに新しいグロメットを装着し、ガットを張り上げた時の感動はひとしおです。

自分で塗ったラケットは、多少のムラさえも「味」に思えるほど愛着が湧きます。コートで「その色、どこのモデル?」と聞かれる優越感は、リペイントした人だけの特権です。

もし、あなたが「今のラケットに性能は満足しているけど、見た目がどうも……」と感じているなら、塗り替えは最高のリフレッシュになるはずです。

次は、塗り替えたラケットに合うオーバーグリップの色を選んだり、自分だけのステンシルマークを作成して、さらにカスタマイズを極めてみませんか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました