「テニスを始めたいけれど、ラケット1本に3万円は出せない…」
「Amazonで5,000円くらいのがあるけど、あれじゃダメなの?」
そんな悩みを抱えていませんか?実は、テニス界には「安くても最高な1本」と「安かろう悪かろうの地雷」がはっきりと存在します。
今回は、テニス歴15年の私が、自身の苦い失敗談と、賢く予算を抑えて高性能モデルを手に入れる裏技を徹底解説します。
【実録】「安すぎるラケット」で後悔した3つの体験談
私がテニスを始めたばかりの頃や、周りの友人が「安さ」だけで選んで失敗したリアルな事例を紹介します。
1. レジャー用の「アルミラケット」で腕を痛めたAさん
ホームセンターやスポーツ用品店の隅にある3,000円程度のラケット。Aさんは「まずはこれで十分」と購入しましたが、これが悲劇の始まりでした。素材がアルミ製のラケットは、ボールを打った瞬間に「ビーン!」という激しい振動が腕にダイレクトに伝わります。週に1回の練習で、彼は1ヶ月後にはテニス肘(関節の痛み)を患ってしまいました。
2. フリマアプリで「魔改造」中古品を掴んだBさん
少しでも安く有名モデルを、とフリマアプリで中古のバボラ ピュアドライブを購入したBさん。届いたラケットは見た目こそ綺麗でしたが、実際に打ってみると妙に重い。グリップテープを剥がしてみると、中にはバランスを無理やり変えるための鉛の重りがベタベタと貼り付けられていました。元に戻そうにも塗装が剥げ、結局使い物になりませんでした。
3. 「激安ネットショップ」で模倣品を疑ったCさん
相場より明らかに安い海外サイトで最新モデルを購入したCさん。届いたラケットは、ロゴの印刷が微妙にズレており、数回打っただけでフレームにヒビが入りました。メーカー保証も効かず、結局買い直す羽目になり、最初からショップで買えばよかったと嘆いていました。
初心者が「安くて良いラケット」を見極める3つの鉄則
失敗を避けるためには、価格を見る前に「スペック」を確認してください。
- 素材は必ず「カーボン(グラファイト)」一択1万円以下で売られているものの多くはアルミ製です。上達したいなら、最低でも1万円前後のフルカーボンモデルを選びましょう。衝撃吸収性が全く違います。
- 「型落ち(マークダウン品)」を狙うテニスラケットは2〜3年周期で新作が出ます。中身のテクノロジーは数%しか変わらないのに、旧モデルになるだけで価格は半額近くまで下がります。
- 「海外正規品(並行輸入品)」を賢く使う日本国内の正規代理店を通さないだけで、製品自体は同じ工場で作られた本物です。保証内容さえ確認すれば、1.5万円〜2万円で最新に近いモデルが手に入ります。
予算別!失敗しないラケットの選び方
今のあなたの予算に合わせて、最もコスパの良い選択肢を提示します。
予算〜1万円:中古専門店の「ランクA」を狙う
メルカリ等の個人間取引ではなく、テニス専門の中古販売店で購入しましょう。プロが検品しており、フレームのヘタリやヒビをチェック済みです。1万円あれば、5年前のフラッグシップモデルが美品で手に入ります。
予算1.5万円〜2万円:旧モデルの「黄金スペック」を買う
ここが一番のおすすめです。例えば、ヨネックス EZONEやウィルソン ウルトラの1世代前のモデルなら、この価格帯で新品が手に入ります。性能は現行品と遜色なく、初心者から中級者まで長く使えます。
予算2万円〜:最新モデルを「並行輸入」で買う
どうしても最新のデザインがいい!という方は、ヘッド スピードなどの最新作を並行輸入品で探してみてください。国内正規品より5,000円〜10,000円安く買えるケースがほとんどです。
賢く浮かせて「ガット」にお金をかけよう
最後に、経験者からのアドバイスです。ラケット本体を安く手に入れたら、浮いたお金で「ガット(ストリング)」を3ヶ月に1回張り替えてください。
どんなに高い3万円のラケットも、1年放置したガットでは本来の性能を出せません。逆に、1万円の型落ちラケットでも、新鮮なガットが張ってあれば驚くほど気持ちよくボールが飛びます。
賢い買い物をして、最高のテニスライフをスタートさせましょう!
次は、あなたのプレイスタイルに合った具体的なラケットの重量やバランスの選び方について、詳しく解説しましょうか?


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