テニスラケットはノコギリで切れる?実体験から教える失敗しない切断方法とゴミ出しのコツ

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「長年連れ添った相棒だけど、もうボロボロ。でも粗大ゴミで出すのは手続きが面倒だし、処理費用ももったいない…」

そんな悩みから、テニスラケットを自力で解体しようと考える方は少なくありません。結論から言えば、家庭用のノコギリでテニスラケットを切断することは可能です。ただし、何も知らずに挑むと「刃が全く通らない」「黒い粉だらけになる」といった罠にハマります。

今回は、私が実際に数本のラケットを格闘の末に解体した体験をもとに、効率的な切断テクニックと注意点をリアルにお伝えします。


素材で変わる「切断の絶望感」と難易度

まず知っておくべきは、あなたのラケットの素材です。これによって、作業時間が5分で済むか、30分かけても終わらないかが決まります。

  • カーボン・グラファイト製(現代の主流)最近の競技用ラケットはほとんどこれ。中は空洞なので、実は一番切りやすいです。サクサクと進む感覚がありますが、細かい黒い粉が大量に出るのが厄介な点です。
  • アルミ・金属製(レジャー用・ヴィンテージ)ホームセンターで数百円で売っているような「木工用ノコギリ」ではまず太刀打ちできません。表面を滑るだけで、絶望感を味わいます。金属用ノコギリが必須となります。
  • 木製(ウッドラケット)見た目以上に硬く締まっていますが、普通のノコギリで切断可能です。ただし、厚みがあるためそれなりの体力を使います。

準備するもの:これがないと後悔する三種の神器

道具をケチるとケガの元です。最低限、以下の装備を整えてください。

  1. 多目的ノコギリマジックソー替刃式 廃棄物ノコギリのような、金属やカーボンに対応したノコギリを選んでください。100均の金属用でも不可能ではありませんが、手が死ぬほど疲れます。
  2. 滑り止め付きの軍手ラケットは形状が丸いため、切断中にツルッと滑ります。素手は厳禁です。
  3. 防塵マスクと養生シート特にカーボン製を切る場合、微細な粉塵が舞います。吸い込むと喉を痛めますし、床が真っ黒になるので、ベランダや屋外での作業を強くおすすめします。

実録!ラケット切断の5ステップ

私が試行錯誤してたどり着いた、最も効率的な解体手順を紹介します。

① ガットをすべて切り落とす

いきなりフレームを切ってはいけません。ガットが張られたままフレームに刃を入れると、張力のバランスが崩れてフレームが不自然にしなり、刃が噛んで動かなくなります。まずはニッパーでガットをバラバラに切りましょう。

② 「足」を使ってガッチリ固定

一番の難所は「最初の一太刀」です。ラケットの円形部分は安定しません。私はラケットを床に置き、自分の足で踏んで固定しました。このとき、フレームの平らな面ではなく、角の部分にノコギリの刃を当てると、滑らずに溝を作りやすくなります。

③ 「引く時」に力を入れる

日本製のノコギリの多くは「引く」時に切れる構造です。押す時に力を入れると刃が曲がりやすいので注意。最初の5ミリほど溝ができれば、あとはリズムに乗って挽くだけです。

④ 断面を保護する

切り落とした後の断面は、ささくれたカーボンや鋭利な金属が露出しています。そのままゴミ袋に入れると袋を突き破ってしまいます。私は布ガムテープで断面をぐるぐる巻きにして保護しました。これはゴミ収集の方へのマナーでもあります。


実際にやってみて分かった「想定外」の注意点

「音が意外と響く」

金属やカーボンをギーギーと切る音は、ご近所にかなり響きます。マンションのベランダで夜中に作業するのは避けたほうが無難です。私は昼間の公園の端っこか、ガレージで作業することにしています。

「最後は折るのが早い」

カーボンラケットの場合、残り3分の1くらいまで切り進んだら、体重をかけて「バキッ」と折ることができます。全部切り落とそうとするより、この方が圧倒的に早いです。


捨てるときは「自治体のルール」を最終確認

多くの自治体では、30cm〜50cm以下に解体すれば「不燃ゴミ」として回収してくれます。しかし、中には「元々が大型のものは切断しても粗大ゴミ扱い」という厳しいルールを持つ地域も存在します。

作業を始める前に、一度スマホで「〇〇市 ゴミ 分別」と検索し、ラケットの扱いを確認しておきましょう。

自力での切断は少し大変ですが、やり遂げた後の「やり切った感」と、部屋がスッキリする開放感は格別です。道具を正しく選び、安全に配慮して、あなたの相棒をスマートに送り出してあげてください。

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