フェデラーのラケットはプロスタッフから進化した。新作RF 01徹底試打レビュー|RF97との違いを体感解説

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ロジャー・フェデラーがコートを去った後、彼が最後に求めた「新しい武器」の正体がついに明かされました。これまでフェデラーの代名詞といえば、重厚なボックス形状のプロスタッフ RF97 Autographでしたが、新たに登場したWilson RF 01シリーズは、その系譜を継ぎつつも、驚くべき変貌を遂げています。

長年「RF97」を愛用してきた筆者が、実際にコートで打ち込み、その進化の真価を体感レビューとしてお届けします。


歴代フェデラーモデルを振り返る:85インチから98インチへの変遷

フェデラーのキャリアは、テニスラケットの進化そのものです。サンプラスに憧れたPro Staff 85から始まり、全盛期を支えたnSix-One Tour 90、そしてバックハンドをより攻撃的に進化させるために手にしたRF97 Autograph

これまでのモデルに共通していたのは「圧倒的なコントロールと打感」ですが、同時に「重さ(340g)」と「シビアさ」という、一般プレーヤーには高すぎる壁がありました。

しかし、新作のRF 01 Proは、フェデラー自身が引退間際に「より速い現代のテニスに対応するために」リクエストした、全く新しい設計思想で作られています。


【体験レビュー】RF 01を打って感じた「プロスタッフではない」衝撃

実際にRF 01 Proを手に取って最初に感じたのは、その圧倒的な「振り抜きの速さ」です。

1. SABRフレームがもたらす「シュパッ」という抜け感

従来のプロスタッフは四角いボックス形状特有の「しなり」が魅力でしたが、RF 01は空気抵抗を極限まで減らした「SABRフレーム」を採用しています。

スイングした瞬間に「シュパッ」と空気を切り裂く音が心地よく、ヘッドが走る感覚はこれまでのRF97には絶対になかった体験です。

2. ストローク:低弾道フラットの安心感とスピード

実際にストロークを打ってみると、センターのストリングパターンが密になっているおかげで、強振してもボールが吹っ飛びません。

「あ、これアウトかな?」と思った打球が、ベースライン際でグンと沈んで収まる。スピンで逃げるのではなく、低く鋭いフラットドライブで相手を押し込む、あのフェデラーらしい球筋が自分の手で再現できることに鳥肌が立ちました。

3. ボレー:操作性が生む「マジック」

RF97は岩のような安定感がありましたが、咄嗟のボディへのショットには重さが仇となることもありました。

対してRF 01は、ラケットをセットするスピードが格段に速くなります。ボレーのタッチ感覚も非常にクリアで、ウィルソン プレッシャーライズド テニスボールを吸い付くようにキャッチして、ドロップボレーを沈める。そんな繊細なプレーを助けてくれる操作性があります。


RF 01シリーズ、どれを選ぶべきか?

今回のラインナップは、かつてないほど「選びやすさ」が考慮されています。

  • Wilson RF 01 Pro (320g): 「フェデラーのこだわりを100%味わいたい」中上級者へ。320gとは思えないバランスの良さで、スイングスピードはRF97より確実に上がります。
  • Wilson RF 01 (300g): 一般プレーヤーの最適解。いわゆる「黄金スペック」に近い重量感ながら、フェデラーモデル特有のパワーと精度を兼ね備えています。
  • Wilson RF 01 Future (280g): ジュニアや女性、または操作性を最優先する方へ。フェデラーの意志を、最も扱いやすいパッケージに凝縮した一本です。

まとめ:フェデラーの意志は「究極の汎用性」へ

RF 01を打ち終えて感じたのは、これが単なる「フェデラーの引退記念品」ではないということです。むしろ、彼が次世代のプレーヤーに贈った、現代テニスで勝つための「実戦兵器」です。

「重すぎてプロスタッフは無理だ」と諦めていた方にこそ、このRF 01を試してほしい。あなたのテニスに、フェデラーのようなスピードとエレガンスが加わる瞬間を、ぜひコートで体感してください。

次は、このラケットの性能を最大限に引き出すために、フェデラーも愛用したルキシロン アルパワーウィルソン ナチュラルガットのハイブリッドセッティングを検討してみてはいかがでしょうか。

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