「テニスラケットを買ったときについてきた、あの黒い巾着袋。ぶっちゃけ使ってる?」
テニスを始めたばかりの方や、ラケットバッグを新調した方が意外と迷うのが「ラケット袋(ソフトケース)」の存在です。バッグがあるなら袋はいらない気もするし、でも剥き出しで入れるのは抵抗がある……。
今回は、テニス歴15年の私が、実際に使ってみて分かったラケット袋の必要性や、賢い選び方、さらには「えっ、そんなもので代用できるの?」という裏技まで、実体験を交えて深掘りします。
そもそもテニスラケット袋は必要なの?
結論から言うと、**「お気に入りのラケットを1年以上、良い状態で使いたいなら必須」**です。
かつての私は「ラケットバッグ(ラケバ)に入れるんだから、袋なんて二度手間」と思っていました。しかし、ある日ラケバの中を整理していたら、ラケットのフレームに細かい塗装の剥げを発見。原因は、一緒に放り込んでいた家の鍵や、予備のグリップテープのケース、さらには別のラケットとの接触でした。
袋を使う最大のメリットは、以下の3点に集約されます。
- フレームの保護: カバンの中での摩擦や、他の荷物との衝突から塗装を守ります。
- ガットのコンディション維持: ガット(ストリング)は温度変化と湿気に非常に敏感です。布一枚あるだけで、真夏の車内や冬の屋外での劣化スピードが緩やかになります。
- 汚れの拡散防止: オムニコート(砂入り人工芝)でプレイした後のラケットには、想像以上に砂がついています。袋に入れずにバッグにしまうと、バッグの底がジャリジャリになり、掃除が地獄です。
【体験談】みんなはどうしてる?リアルな活用シーン
周りのプレーヤーを観察してみると、プレイスタイルによって袋の使い方は千差万別です。
パターンA:仕事帰り・電車移動の「身軽派」
私の友人は、あえて大きなラケットバッグを持たず、お洒落な大きめのリュックにラケットを突き刺しています。その際、ヨネックス ソフトケースを使用。グリップだけがリュックから飛び出しているスタイルですが、フレームが袋で守られているので、電車内で他人の服を汚す心配もなく、見た目もスマートです。
パターンB:本気の「ラケット2本持ち派」
試合に出るようになると、同じラケットを2本持つのが一般的になります。大きなラケットバッグに2本入れる際、1本ずつスリクソン ラケットケースのようなソフトケースに入れてから収納する人が多いです。これは、ラケット同士がカチカチとぶつかる不快な音を防ぎ、傷を最小限に抑えるための知恵。道具を愛するベテラン勢に多いスタイルですね。
パターンC:自宅での「インテリア保管派」
私は予備のラケットを自宅の壁にかけていますが、そのままにするとガットの隙間にホコリが溜まります。そんな時はハンナフラ テニスラケットケースのようなデザイン性の高いものを使うと、部屋の雰囲気を壊さずに保管できます。
失敗しないテニスラケット袋の選び方
「袋なんてどれも同じ」と思っていませんか?実はいくつかチェックポイントがあります。
- 素材: 軽さ重視なら不織布やポリエステル、保護力重視ならニットやフリース素材がおすすめです。特にミズノ ラケットソフトケースなどは、肌触りが良く吸汗性もあるため、グリップの湿気対策にもなります。
- サイズ: 100インチ前後の標準的なラケットなら問題ありませんが、110インチ以上の「デカラケ」を使っている方は、ジュニア用やスリムタイプを選ばないよう注意が必要です。
- 洗濯のしやすさ: グリップの汗や砂で、袋は必ず汚れます。ネットに入れて洗濯機でガシガシ洗える耐久性があるものを選びましょう。
【裏技】ラケット袋の代用品、実はこれが使える!
もし「専用の袋を買うほどではないけれど、何かで保護したい」というのであれば、身近なもので代用も可能です。
- 100均の衣類収納袋: 不織布タイプの薄い収納袋は、サイズ感さえ合えば驚くほどフィットします。
- 着古したフリース: 裁縫が得意な方なら、古いフリースの袖をカットして自作するのもアリ。クッション性は最高です。
とはいえ、やはり専用品は「紐を絞った時のフィット感」が違います。数百円から1,000円程度で買えるウィルソン ソフトケースなどは、コストパフォーマンスという点では最強の投資と言えるでしょう。
まとめ
テニスラケット袋は、単なる「入れ物」ではありません。ラケットへの愛着を形にし、道具を長持ちさせるための「保険」のような存在です。
ボロボロになった純正の袋を使い続けるのも味がありますが、今の自分のスタイルに合ったお気に入りのケースを見つけると、コートに向かう足取りが少しだけ軽くなりますよ。
次は、あなたのラケットにぴったりのカラーや素材の袋を探してみませんか?


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