テニスコートに立つとき、私たちの足元を支えるシューズはラケット以上に「勝ち」を左右するギアだと言っても過言ではありません。特にストップ&ゴーが激しいテニスにおいて、足元の不安は集中力を削ぐ最大の要因です。
長年、数々のメーカーを履き潰してきた私が行き着いた結論は、「迷ったらアシックス」という選択でした。日本人の足型を研究し尽くしたフィット感と、独自のクッション技術は、一度体感すると他へ戻るのが難しくなるほどです。今回は、実際にコートで走り回った感覚をもとに、アシックスが展開する主要モデルの特性を深掘りします。
安定感で選ぶならこれ一択!ベースラインを支配する一足
ベースライン付近で粘り強くラリーを続け、強烈なストロークを打ち込みたい。そんな「守備から攻めに転じる」スタイルなら、GEL-RESOLUTION(ゲルレゾリューション)シリーズが最高の相棒になります。
このシューズの凄さは、横方向への踏ん張りです。左右に振られた際、シューズの外側がしっかりと壁になってくれる感覚があり、足首の捻れを気にせずフルスイングできます。私は以前、他社の軽量モデルで切り返し時に足が流れる感覚に悩んでいましたが、GEL-RESOLUTIONに変えてからは、コートの端でブレーキをかける際の「キュッ」という確かな手応えに感動しました。
コートを縦横無尽に駆け抜ける!スピードスターへの近道
ボレーに出るスピード、ドロップショットを拾い上げる瞬発力。コートを「面」ではなく「点」で捉える機動力重視の方には、SOLUTION SPEED FF(ソリューションスピード)が最適です。
履いた瞬間に驚くのは、その軽さです。まるでランニングシューズのような軽快さがありながら、テニス特有の激しい動きにも耐えうる剛性を備えています。実際に試合で履いてみると、一歩目の出しやすさが明らかに違います。ネットプレーを主体とする方や、拾いまくる粘りのテニスを目指すなら、このSOLUTION SPEED FFが翼となってくれるはずです。
ジョコビッチの強さを足元から体感する、究極のハイブリッド
「安定性もスピードも、どちらも妥協したくない」。そんな贅沢な悩みを解決するのが、王者ノバク・ジョコビッチ選手も愛用するCOURT FF(コートFF)です。
このモデルの最大の特徴は、モノソック構造と呼ばれる履き口の一体感。靴下を履くような感覚で足に吸い付き、激しいフットワークでも靴の中で足が遊ぶことが一切ありません。私も初めて履いた時は「少し履きにくいかな?」と思いましたが、一度足を入れてしまえば、GEL-RESOLUTIONの安定感とSOLUTION SPEED FFのスピード感を両取りしたような無敵感に包まれました。パワープレーからネットへの詰めまで、現代テニスのオールラウンドな動きを完璧にサポートしてくれます。
失敗しないための「コート別」選びの鉄則
モデルが決まっても、最後に必ず確認すべきが「ソール(靴底)」の種類です。テニスはサーフェスによって滑り方が全く異なります。
- オールコート用(AC): ハードコートがメインならこちら。高い耐久性とグリップ力を誇ります。
- オムニ・クレー用(OC): 砂入り人工芝や土のコートなら必須。細かい溝が砂を噛み、滑りすぎを防止します。
日本の部活動やスクールではオムニコートが多いため、まずはCOURT SPEEDのオムニ・クレー用から入るのも賢い選択です。
まとめ:自分の「足の声」に耳を傾けよう
アシックスのシューズは、レベルを問わず履く人のパフォーマンスを底上げしてくれます。部活を頑張る学生なら、コストパフォーマンスに優れたGEL-GAMEも素晴らしい選択肢になります。
大切なのは、自分がコートでどう動きたいかを描くこと。どっしり構えるならGEL-RESOLUTION、素早く動くならSOLUTION SPEED FF、最強を目指すならCOURT FF。
あなたの足元に最適な一足が見つかれば、次の試合のスコアはきっと変わるはずです。
次は、選んだモデルの**「正しいサイズ感(足幅)の選び方」や、「最新カラーの在庫状況」**を詳しくお調べしましょうか?


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