テニスコートに立った瞬間、足元に違和感があるとプレーの集中力は一気に削がれてしまいます。私自身、かつてデザインだけで選んだシューズで激しい切り返しを行った際、足首をひねりそうになった苦い経験があります。テニスシューズ選びは、単なる買い物ではなく「怪我のリスクを減らし、自分のフットワークを最大化するための投資」です。
現在は空前のハイテクシューズブーム。各メーカーから驚くような機能を持ったモデルが次々と登場しています。今回は、年間100日以上コートに立つ筆者の視点と、ショップの売れ筋データを融合させた、本当に信頼できるランキングをお届けします。
失敗しないテニスシューズの選び方
ランキングの前に、絶対に外せない3つのチェックポイントをお伝えします。ここを間違えると、どんなに高級なシューズも宝の持ち腐れです。
- サーフェス(コート)を特定する日本の一般プレーヤーに最も多い「砂入り人工芝(オムニ)」ならオムニ・クレー用を。ハードコートがメインならオールコート用を必ず選んでください。滑りすぎ、あるいは止まりすぎは怪我の元です。
- 「足幅(ワイズ)」の確認「アシックスは細身」「ヨネックスは日本人に合いやすい」といった傾向はありますが、最近は同じモデルでもワイドタイプが展開されています。自分の足が3Eなのか4Eなのかを知るだけで、フィット感は劇的に変わります。
- プレースタイルとの相性ベースラインで粘るタイプなら「安定性」重視、ネットプレーに積極的に出るなら「軽量・機動力」重視のモデルが相棒として最適です。
【最新】テニスシューズ総合おすすめランキング
第1位:アシックス COURT FF 3
圧倒的な完成度で、プロ・アマ問わず絶大な支持を得ているのがこの一足です。特筆すべきは、モノソック構造による吸い付くようなフィット感。激しい左右の揺さぶりに対しても、靴の中で足が遊ぶ感覚が一切ありません。ノバク・ジョコビッチ選手が開発に関わっているだけあり、「攻めのフットワーク」を実現したいプレーヤーにはこれ以上の選択肢はないでしょう。
第2位:ヨネックス パワークッション エクリプション5
「翌日の足の疲れが全然違う」というのが、このシューズに履き替えた多くの人の感想です。ヨネックス独自の衝撃吸収材が、硬いコートからの突き上げを優しくいなしてくれます。特に5代目となり、切り返し時のパワーロスが軽減された印象。安定感に全振りしたい重厚なプレーヤーにこそ履いてほしい一足です。
第3位:ミズノ ウエーブエクシード TOUR 6
「軽い靴は安定感に欠ける」という常識を覆したのが、ミズノのフラッグシップモデルです。持った瞬間の軽さに驚きますが、コートを蹴り出した時のレスポンスが非常に速い。俊敏性を武器にするプレーヤーや、女性プレーヤーからも「足が疲れにくい」と高い評価を得ています。
第4位:アシックス GEL-RESOLUTION 9
安定性の化身とも言えるモデル。特に横方向へのストップ&ゴーに強く、ベースラインで粘り強くラリーを続けるタイプに最適です。アシックス COURT FF 3よりも少しどっしりとした履き心地を好む方に支持されています。
第5位:アディダス バリケード 13
伝統の「バリケード」シリーズは、その耐久性とサポート力でハードワーカーに愛されています。非対称のシューレースシステムが足をしっかりホールドし、ハードなスライディングにも耐えうる頑丈な作りが魅力。タフな試合を勝ち抜きたい情熱的なプレーヤーにぴったりです。
目的・悩み別!あなたにぴったりの1足は?
ランキング上位以外にも、特定のニーズに応える名作は存在します。
- 初心者で「まずは1足」ならヨネックス パワークッション 105などのエントリーモデルがおすすめ。柔らかい履き心地で、テニス特有の動きに足を慣らしてくれます。
- 幅広・甲高で悩んでいるならミズノ ウエーブエクシード ワイドを選択肢に入れてみてください。4E相当のゆとりがありながら、ホールド感を損なわない設計は流石の一言です。
まとめ:足元が変われば、テニスが変わる
シューズを変えただけで、今まで届かなかったボールにあと一歩手が届くようになる。そんな体験がテニスにはあります。今回ご紹介したアシックス COURT FF 3やヨネックス パワークッション エクリプション5は、どれも現代テニスのスピード感に対応した傑作ばかりです。
ぜひ、あなたのプレースタイルや足の形に合った最高の相棒を見つけて、コートを縦横無尽に駆け回ってください。


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