「テニスシューズのデザインがかっこいいから、普段着に合わせて街歩きに使いたい」「でも、テニス専用の靴をアスファルトで履き潰すのはもったいないかな?」
テニスを始めたばかりの方や、スニーカー好きの方なら一度は抱く疑問ですよね。実は私も、お気に入りのアシックス ゲルレゾリューションのホールド感が好きすぎて、つい買い物に履いて出かけてしまった経験があります。
しかし、結論から言うと、テニスシューズの「外履き(普段履き)」には、知っておくべき明確なメリットと致命的なデメリットが存在します。今回は、私の失敗談やコーチからのアドバイスを交えつつ、外履き運用のリアルな実態を解説します。
テニスシューズをあえて「外履き」にする魅力
テニスシューズを普段履きとして活用するのは、ファッションや歩行の安定性の面で意外なメリットがあります。
- 圧倒的な安定感とホールド感激しい左右の動きを支える設計なので、足首がガッチリ固定されます。長時間歩いても足が靴の中で遊びにくく、立ち仕事が多い日にはミズノ ウェーブエクシードのようなクッション性の高いモデルが重宝したこともありました。
- 「コート系スニーカー」としてのルーツ今や定番のアディダス スタンスミスも、もとはテニスシューズです。最近の競技用モデルもナイキ コート ズーム ヴェイパーのように、ストリートファッションに馴染むスタイリッシュなデザインが増えています。
街中で履く前に知っておきたい!3つのデメリット
メリットがある一方で、競技用シューズをそのままアスファルトで使うと、後悔するポイントがいくつかあります。
1. ソールの寿命がマッハで縮まる
テニスシューズ、特に「オムニ・クレーコート用」は、砂の上でグリップを効かせるために柔らかいゴムの溝(オムニピボットなど)が並んでいます。これを硬いアスファルトで履くと、まるで消しゴムのように削れていきます。一ヶ月も街歩きに使えば、コートで全くグリップが効かない「ツルツルの靴」になり果ててしまうでしょう。
2. 「重さ」が疲労に変わる瞬間
テニスシューズは耐久性を高めるために、一般的なニューバランス 996などのライフスタイルスニーカーよりも重く作られています。短距離なら気になりませんが、ディズニーランドのような一日中歩き回るシーンでは、その重さがじわじわと足首の疲労に繋がります。
3. 通気性が意外と限定的
横の動きをサポートするためにアッパーが補強されているため、メッシュ面積が少ないモデルは夏場にかなり蒸れます。特にヨネックス パワークッション エクリプションのような剛性重視のモデルは、冬は暖かいですが夏の外履きには少し覚悟が必要です。
屋外(外)コートでテニスをするための正しい選び方
「普段履き」ではなく「外のテニスコート用」を探しているなら、サーフェス(地面)との相性がすべてです。
| コートの種類 | 適したシューズ | 特徴 |
| オムニ・クレー | オムニ・クレー専用 | 深い溝が砂を掴み、滑りすぎを防ぐ |
| ハードコート | オールコート用 | 耐摩耗性に優れ、衝撃吸収が強い |
| 学校の校庭など | オールコート用 | 汎用性が高く、多少の凹凸にも対応 |
もし、あなたが「たまに公園のハードコートで遊び、たまに街でも履きたい」という欲張りなスタイルなら、アディダス バリケードのようなオールコートモデルを選ぶのが、ソールの持ちの面でも賢い選択です。
結論:テニスシューズは「外」でどう履くべきか?
テニスシューズを日常の外履きにするなら、**「テニス用とは別に、型落ちや中古のオールコート用を街履き専用にする」**のが一番の正解だと私は感じています。
競技で使う勝負靴をアスファルトで削るのは、あまりにもコスパが悪すぎます。もし街履きに特化したいなら、同じテニスルーツでもプーマ コートガードのようなライフスタイル寄りのモデルを選び、コートではアシックス コート FFで最高のパフォーマンスを発揮する。
この使い分けこそが、足の健康と財布の紐を守るための、テニスプレーヤーとしての最適解です。


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