「テニスのプレー中に紐が解けて集中力が切れた」「試合の合間にサッと脱ぎ履きして足を休めたい」――そんな悩みを持つプレーヤーの間で、今急速に支持を広げているのがダイヤル式(BOAシステム等)のテニスシューズです。
私自身、長年「テニスシューズは紐で縛り上げてこそナンボ」と信じ切っていたタイプでしたが、一度ダイヤル式を履いてからは、そのあまりの快適さに驚き、今ではすっかりダイヤル派になってしまいました。
今回は、実際にコートで走り回って感じたダイヤル式テニスシューズのリアルな使用感や、選ぶ際の注意点を徹底的に深掘りします。
1. ダイヤル式テニスシューズに変えて感じた「3つの衝撃」
紐が解けるストレスからの完全な解放
全力でサイドに振られた際、紐が解けてヒヤッとした経験はありませんか?ダイヤル式ならその心配がゼロ。プレー中に足元を気にする必要がなくなり、次のボールへの一歩に集中できるようになります。
ミリ単位で決まる「均一なホールド感」
紐式だと、どうしても足の甲の部分はきつく、足首付近は緩いといった「締めムラ」が出がちです。ダイヤル式はワイヤーが連動して締まるため、足全体を包み込むようなフィット感が得られます。私はアシックス テニスシューズ GEL-RESOLUTION 9 BOAを愛用していますが、フットワークの激しい場面でも足が靴の中で遊ぶ感覚が一切ありません。
休憩時間のフットケアが劇的に楽に
チェンジオーバーや休憩中、ダイヤルをポンと引くだけで一瞬で解放。足をリラックスさせてから、コートに戻る直前にカチカチと数秒で締め直す。この「オンとオフの切り替え」の速さは、長時間の練習や試合において、疲労軽減に直結する大きなメリットです。
2. 知っておきたいデメリットと対策
もちろん、すべてが完璧というわけではありません。数シーズン使い込んで見えてきたデメリットも正直にお伝えします。
- 部分的な調整は苦手: 「指先だけ緩く、足首だけガチガチに」といった局所的な調整は、どうしても紐式に軍配が上がります。足の形が非常に特殊な方は、購入前に一度店頭での試着を強くおすすめします。
- 故障への不安: 万が一ワイヤーが切れたりダイヤルが破損したりすると、その場での応急処置が困難です。とはいえ、最近のBOAフィットシステムは非常に頑丈で、私自身、砂の入りやすいオムニコートで2年以上酷使してもトラブルはありませんでした。
3. 今選ぶならこれ!タイプ別おすすめモデル
圧倒的な安定感を求めるなら
ハードなフットワークを支える剛性が欲しいなら、アシックス ゲルレゾリューション 9 BOAが筆頭候補です。ベースとなるモデルの評価が高いため、ダイヤル式になってもその安定感は損なわれていません。
軽快なフットワークを重視するなら
軽量性とフィット感のバランスが良いのはヨネックス パワークッション コンフォート ワイド ダイヤルシリーズ。幅広設計のモデルが多く、日本人の足に合いやすいのが特徴です。長時間のプレーでも足が痛くなりにくい設計になっています。
コスパと信頼のバランスなら
ミズノ ウエーブエクシード 5 WIDE DIALも見逃せません。砂入り人工芝(オムニ)やクレーコートでのグリップ力が抜群で、部活生から社会人プレーヤーまで幅広い層に支持されています。
4. まとめ:テニスをもっと自由に、快適に
ダイヤル式テニスシューズは、単なる「楽をするための道具」ではなく、プレーの質を高め、怪我のリスクを減らすための「攻めのギア」です。
一度この「カチカチ」という心地よい操作感と、足との一体感を味わってしまうと、もう元には戻れないかもしれません。次のシューズ新調タイミングでは、ぜひ選択肢に入れてみてください。
次は、あなたのプレースタイルに合わせた具体的なシューズの選び方や、各メーカーのサイズ感の違いについて詳しく解説しましょうか?


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