テニスコートに立った瞬間、足元に絶対的な信頼を置けるかどうか。これは僕たちサンデープレーヤーにとっても、シリアスな競技者にとっても、勝敗を分けるほど重要なポイントです。長年、ナイキの看板モデルとして君臨してきた「ヴェイパー」シリーズ。
現在、多くのファンが「ナイキ ヴェイパー 12」の登場を待ちわびていますが、現状のマーケットはどうなっているのか、そして今選ぶべき一足はどれなのか。実際にコートを走り回ってきた筆者の体感も含めて、徹底的に掘り下げていきます。
ヴェイパー12を待つべき?現在のラインナップを確認
結論からお伝えすると、現時点でテニス専用モデルとしての「ナイキ ヴェイパー 12」は公式リリースされていません。多くのユーザーが検索しているのは、おそらく歴代の名作の流れを汲んだ次世代機への期待か、あるいはサッカースパイクの「マーキュリアル ヴェイパー 12」との混同でしょう。
しかし、ガッカリする必要はありません。今まさに手に入るナイキ ズーム ヴェイパー 11やナイキ ヴェイパー プロ 2は、シリーズの集大成とも言える完成度に達しているからです。
実機レビュー:ヴェイパー 11とプロ 2、どっちが「買い」か
実際に両方のモデルを履き、オムニコートとハードコートの両方で試打してきました。
1. ナイキ ズーム ヴェイパー 11の重厚な安定感
手に持った瞬間は、少し「しっかりしているな」という印象。履いて動いてみると、左右に激しく振られた時のサイドの壁が非常に強固です。以前のモデルよりも少し重厚感が増しましたが、その分、踏ん張った時のパワーロスがありません。プロのように、滑りながら切り返すような動きをする人には最高の相棒になるはずです。
2. ナイキ ヴェイパー プロ 2の圧倒的軽快感
一方で、「やっぱりヴェイパーは軽くなきゃ」という人にはこちら。足を包み込むようなフィット感は、まるでソックスの延長線上にソールがついている感覚です。一歩目の蹴り出しがとにかくスムーズで、前へのダッシュがコンマ数秒速くなるのを実感できます。
ヴェイパーシリーズ選びで失敗しないための注意点
ナイキのシューズ、特にナイキ テニスシューズ全般に言えることですが、足幅が非常にスリムに設計されています。
- サイズ選び: 普段のカジュアルスニーカーより0.5cmから1.0cmアップを検討するのが定石です。僕自身、幅広な足なので、ジャストサイズだと小指の付け根が痛くなってしまうことがありました。
- サーフェスの選択: ナイキ ヴェイパー オールコート用をオムニコートで使うと、雨上がりの砂の上ではかなり滑ります。日本の環境なら、必ずオムニ・クレー用を選びましょう。
結論:最新の「12」を待つより、今の「最高」を手に入れよう
次世代のナイキ ヴェイパー 12がいつか登場するのは間違いありませんが、テニスの上達は「今」のフットワークにかかっています。
もしあなたが、コートを縦横無尽に駆け回り、相手をスピードで圧倒したいならナイキ ヴェイパー プロ 2を。
激しい打ち合いの中でもびくともしない、堅実な土台が欲しいならナイキ ズーム ヴェイパー 11を強くおすすめします。
新しいシューズに足を入れた時の、あのモチベーションが上がる感覚。次の週末、新しいナイキのシューズで、自己最高のプレーを目指してみませんか。


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