テニスコートに初めて立つ時、誰もが一度は「何を着ていけば正解なんだろう?」と鏡の前で悩むものです。私もテニスを始めたばかりの頃は、気合いを入れて用意したウェアが実は試合ではルール違反だと知り、冷や汗をかいた苦い経験があります。テニスウェアは単なるスポーツ服ではなく、プレーの質を高め、時には自分を表現する大切な相棒です。今回は、私の失敗談や長年のプレー経験から得た「本当に使えるウェア選び」の極意を余すことなくお伝えします。
テニスウェア選びで最も大切な「3つの軸」
私が多くのテニス仲間を見てきて確信しているのは、ウェア選びには「機能性」「ルール」「自分らしさ」の3つのバランスが欠かせないということです。
まず機能性ですが、テニスは前後左右への激しいダッシュと、腕を大きく振り上げる動作の繰り返しです。汗を吸っても重くならない吸汗速乾性は必須条件。特にアディダスのゲームシャツなどは、激しい動きを妨げないカッティングが秀逸で、一度着るとその差に驚くはずです。
次にルールです。スクールでは自由な格好で楽しめますが、公式戦に出るなら「JTA(日本テニス協会)」公認のロゴがあるウェアを選ばなければなりません。真っ白なウェアしか認められない名門クラブも存在するため、訪れる場所のルールを事前に確認するのがスマートな大人のマナーと言えるでしょう。
季節を味方につける!快適プレーのレイヤリング術
日本のテニス環境は、季節ごとの対策がパフォーマンスを左右します。
夏の炎天下では、紫外線対策が体力の消耗を防ぐ鍵になります。私は必ずアンダーアーマーの冷感インナーを着用していますが、これ一枚で直射日光による疲労度が劇的に変わります。女性ならCW-Xのスポーツタイツをスコートの下に合わせると、日焼け防止だけでなく足のサポートにもなり一石二鳥です。
逆に冬の早朝練習などは、体温調節が難しいものです。最初はヨネックスのウィンドブレーカーでしっかり防寒し、体が温まってきたら一枚ずつ脱げるように、薄手のフリースやベストを重ねるのが私の定番スタイルです。
ブランド選びは「なりたい自分」で決める
ウェアのブランド選びは、テニスのモチベーションを上げる最大の要素です。
王道で攻めるなら、やはりナイキは外せません。プロ選手のような洗練されたシルエットは、着るだけで自分のショットが一段階鋭くなったような錯覚(いい意味での自信!)を与えてくれます。一方で、クラシカルでおしゃれな雰囲気を大切にしたい方にはフィラやラコステがおすすめです。コート上でも上品な華やかさを演出でき、アフターテニスのランチにもそのまま行けるデザイン性が魅力です。
最近ではユニクロのテニスラインも非常に優秀で、トッププロが着用しているモデルを手軽に取り入れられるのは嬉しい限りです。
最後に:ウェアはあなたの背中を押してくれる
お気に入りのウェアに袖を通すと、心なしかフットワークが軽くなる気がしませんか?私は、ウェア選びに迷った時は「その服を着て、笑顔でプレーしている自分を想像できるか」を基準にしています。
まずは一着、鏡の前でワクワクするようなウェアを見つけてください。形から入ることは、テニスを長く、深く楽しむための立派な戦略なのです。さあ、最高の相棒と一緒に、最高のコートへ飛び出しましょう。


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