テニスコートに立つとき、お気に入りのウェアを身に纏うだけで、その日のサーブの調子が一段階上がるような気がしませんか?2026年シーズンがいよいよ幕を開け、各メーカーからは目を見張るような新作が続々と発表されています。
今季、私が実際に展示会や先行試着で触れて感じたのは、「機能性の飽和」から「感性への訴求」へのシフトです。もちろん、吸汗速乾やUVカットは当たり前。その上で、いかにプレーヤーの個性を引き出し、日常の延長線上にある心地よさを提供できるかが鍵となっています。
2026年春夏のトレンド:キーワードは「レトロ・サステナブル」
まず目を引くのが、90年代のテニス黄金期を彷彿とさせるクラシックなデザインの再来です。少し厚手の襟付きポロや、あえてのショート丈パンツ。しかし、素材は最新の超軽量リサイクルポリエステルが使用されており、見た目の重厚感に反して、羽のような軽さを実現しています。
特にadidasの新作ラインは、地球環境への配慮とトップアスリートの激しい動きを両立させた、今季を象徴する出来栄えです。実際に袖を通してみると、肩周りのカッティングが絶妙で、サービス動作の際にウェアが突っ張るストレスが一切ありませんでした。
プロが認める勝負服:全豪オープンで見えた機能美
トッププロたちが今シーズンの幕開けで披露したウェアには、勝利のための「仕掛け」が隠されています。例えば、Nikeのプロモデル。今年のモデルは、背中面のベンチレーション(通気孔)がレーザーカットで精密に配置されており、激しいラリー中も熱がこもることなく、常に肌がサラリとした状態をキープしてくれます。
私も真夏の屋外ハードコートで試してみましたが、汗でウェアが肌に張り付く「あの不快感」が劇的に軽減されていることに驚きました。一度この快適さを知ってしまうと、もう古いモデルには戻れないかもしれません。
ブランド別・今選ぶべき一着は?
国内ブランドの進化も止まりません。Yonexは、日本特有の蒸し暑い夏に対応するため、キシリトールの冷却効果を活用した独自の涼感素材をさらにアップデートさせてきました。また、ASICSの新作は、体幹の安定をサポートする構造が組み込まれており、長時間の試合でもフォームが崩れにくい感覚を得られます。
ファッション性を重視したい方には、FILAやEllesseのパステルカラーを基調としたコレクションがおすすめです。コート上での写真映えはもちろん、クラブハウスでのリラックスタイムにも馴染む上品な仕上がりです。
ウェア選びで後悔しないために
新作を選ぶ際、ついデザインに目が向きがちですが、やはり最後は「自分のプレースタイル」に合っているかが重要です。ベースラインで粘るタイプなら、激しい左右の振りに対応する伸縮性の高いモデルを。ネットプレー中心なら、腕の可動域を最大化するスリーブレスやラグランスリーブを選んでみてください。
2026年の新作ウェアは、単なる「スポーツ用品」の枠を超え、あなたのパフォーマンスを支える「最強のパートナー」になってくれるはずです。新しいウェアに袖を通し、春の陽光が降り注ぐコートへと踏み出しましょう。
次は、これらの新作ウェアに完璧にマッチする、2026年最新のテニスシューズについても詳しくレビューしてみましょうか?


コメント