「中学校に入ったらテニス部に入りたい!」「でも、初心者からでも大丈夫かな?」そんな不安と期待を抱えている中学生や保護者の方は多いのではないでしょうか。実は、中学校のテニス部は、その後の人生を豊かにする一生モノの趣味や、かけがえのない仲間と出会える最高の場所です。
今回は、実際に中学校の部活動で3年間テニスに打ち込んだ筆者の体験談を交えながら、テニス部生活のリアルと、最短で上達するための秘訣をお伝えします。
1. 中学校のテニス部ってどんな感じ?「ソフト」と「硬式」の違い
まず知っておきたいのが、日本の中学校の多くは「ソフトテニス(軟式)」が主流だということです。
私が通っていた中学校もソフトテニス部でしたが、最初は「テニスって全部同じじゃないの?」と驚いた記憶があります。ソフトテニスはゴム製の柔らかいボールを使い、日本発祥のスポーツなので中学校の部活として非常に普及しています。一方で、プロの試合で見るような黄色い硬いボールを使う「硬式テニス」の部活がある学校は、私立などを中心に一部に限られます。
【体験談:部活のリアルな雰囲気】
入部して最初の1ヶ月は、ラケットを振るよりも「球拾い」と「筋トレ・ランニング」がメインでした。「早く打ちたい!」とウズウズしましたが、この時期に基礎体力をつけたおかげで、夏休みの炎天下での練習も乗り切ることができました。上下関係については、私の学校では厳しいというより「礼儀を学ぶ場」という印象で、先輩からアドバイスをもらえる時間はとても貴重でした。
2. 初心者が最初に揃えるべき三種の神器
テニスを始めるにあたって、まず必要になるのが道具です。形から入るのもモチベーション維持には大切ですが、最初は「初心者向け」として設計された扱いやすいものを選ぶのが正解です。
ラケット
最初からプロモデルのような重いものを選ぶと、手首を痛めてしまう原因になります。
- ソフトテニスなら: ヨネックス ソフトテニスラケット ジオブレイク シリーズや、入門用のスタンダードなモデルがおすすめです。
- 硬式テニスなら: バボラ ピュアドライブ のような、パワーを補ってくれる扱いやすいラケットが人気です。
テニスシューズ
ここは一番こだわってほしいポイントです。中学校のコートの多くは「砂入り人工芝(オムニコート)」や「土(クレーコート)」です。普通の運動靴では滑って転倒し、怪我をする恐れがあります。
- おすすめ: アシックス テニスシューズ ゲルレゾリューション は安定感が抜群で、激しいフットワークを支えてくれます。
ウェアと小物
部活指定のジャージがある場合が多いですが、練習用の Tシャツは吸汗速乾性に優れた アンダーアーマー スポーツウェア などを用意しておくと快適です。
3. 早く上達するために私が実践した「3つの近道」
初心者から始めて、2年生でレギュラーを勝ち取るために私が行った工夫をご紹介します。
① 「壁打ち」は最強の練習相手
部活の時間だけでは、ボールを打てる回数に限りがあります。私は近所の公園にある壁打ち場で、毎日30分だけ自主練をしていました。自分の打ったボールがそのまま返ってくる壁打ちは、フォームの矯正に最適です。
② 上手な先輩やプロの動画を徹底的に真似る
今は YouTube などでトップ選手の動画が簡単に見られます。私は iPad で自分のフォームを撮影してもらい、プロの動画と見比べてどこが違うのかを研究しました。視覚的なイメージを持つだけで、体の動きは劇的に変わります。
③ 「声」を出してリズムを作る
「テニスで声?」と思うかもしれませんが、打つ瞬間に「シュッ!」と息を吐いたり、ペアと声を掛け合ったりすることで、緊張がほぐれてミスが減ります。これはメンタル面でも非常に有効なテクニックでした。
4. 勉強と部活の両立、どうしてた?
「部活が忙しくて成績が落ちた」というのは、多くの親御さんが心配する点です。私も平日はクタクタで、帰宅後に机に向かうのは至難の業でした。
コツは、**「テスト2週間前からはラケットを置く」**とメリハリをつけること、そして通学時間などの隙間時間に Kindle で参考書をチェックするなど、短い集中力を積み重ねることです。部活で培った集中力は、受験勉強でも必ず武器になります。
5. まとめ
中学生からテニスを始めるのは、決して遅くありません。むしろ、体格もしっかりしてくるこの時期に始めることで、急速な上達が見込めます。
日焼けして真っ黒になりながら、ペアと一つのボールを追いかけた3年間は、大人になった今でも最高の思い出です。もし迷っているなら、ぜひ勇気を出してテニス部の門を叩いてみてください。コートの上で、まだ見ぬ自分に出会えるはずです。
まずは、自分に合ったお気に入りのラケットを見つけるところからスタートしてみましょう!


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