「今日のペア、また同じじゃない?」そんな不満が漏れ聞こえてくるテニスオフやサークルの練習。幹事を務める私自身、かつては手書きのメモを片手に「えーっと、次はAさんとCさんが組んで……」とコート脇で頭を抱えていました。せっかくのテニスなのに、組み合わせを考えるだけで休憩時間が終わってしまうのは本当にもったいないですよね。
今回は、そんな悩みを一掃するために、私が現場で試行錯誤してたどり着いた「公平でスムーズなペア乱数表」の活用術と、トラブルを防ぐ現場のリアルな体験談をお届けします。
なぜ「乱数表」が必要なのか?実体験から語るメリット
以前の私は、適当にその場のノリでペアを決めていました。しかし、それでは必ず「特定のペアばかりが強い」「ずっと同じ人と組んでいる」という偏りが出ます。特に初対面が混ざるオフ会では、この「不公平感」が参加満足度を著しく下げてしまいます。
乱数表を導入してからは、以下の劇的な変化がありました。
- 計算のストレスゼロ: 次の対戦カードを即座に発表できる。
- 全員が主役: 初心者も上級者も、全員とバランスよく組める。
- 運営の信頼感: 「この人の運営は公平だ」という安心感がリピーターを生む。
【人数別】現場でそのまま使えるペア組み合わせ例
基本は4人1面から始まりますが、現場では「急に1人増えた」「途中で1人帰った」という事態が頻発します。
1面4人〜6人の場合(基本編)
4人の場合は固定ですが、5人以上になると「休み(待ち)」が発生します。ここで重要なのは、連続して休みにならないように配慮すること。6人の場合、テニス作戦ボードに番号を振っておき、1-2対3-4(5,6休み)といったパターンを事前に3セット分ほど決めておくだけで、交代が劇的にスムーズになります。
2面8人〜10人の場合(応用編)
8人の場合は「全員と1回ずつ組む」パターンを作るのが理想的です。ただし、スマホの画面で乱数表を確認しようとすると、屋外の直射日光下では画面が反射して全く見えない……なんてことがよくあります。私は必ずA4用紙に印刷して、クリップボードに挟んで持ち歩くようにしています。これだけで「次誰だっけ?」という質問攻めに紙を指差すだけで答えられます。
現場で学んだ「乱数表通りにいかない時」の対処法
教科書通りの乱数表だけでは乗り切れないのがテニスの現場です。私が実際に経験した「あるある」トラブルとその解決策を紹介します。
トラブル1:レベル差が激しすぎる
乱数表は「数字」で組むため、たまたま初心者ペア対上級者ペアになってしまうことがあります。そんな時は、あえて乱数表を無視する勇気も必要です。「ごめんなさい、今の組み合わせだと一方的になりそうなので、少し入れ替えますね」と一言添えるだけで、全員が楽しくラリーを続けられます。
トラブル2:遅刻・早退で人数が変わる
これが一番厄介です。10人で回していたのに、1人怪我でリタイアして9人になった瞬間、用意していた乱数表はゴミと化します。
そんな時のために、私はトランプを常備しています。9人なら1〜9のカードを引いてもらい、その場で「1,2対3,4」「5,6対7,8」「9番は休み」と即興で決めます。アナログですが、これが一番確実で参加者の納得感も高いです。
運営を劇的に楽にする神アイテム
スムーズな進行には、乱数表以外にも助けとなる道具があります。
- デジタルタイマー: 15分や20分で強制的に区切ることで、「試合が長引いて次の人が入れない」というフラストレーションを解消できます。
- ゼッケンまたはリストバンド: 番号を背負ってもらうか、色分けすることで、名前を覚えていなくても「1番さん、あっちのコートです!」と指示が出しやすくなります。
- iPad: 屋根があるベンチなら、アプリの乱数表を大きな画面で見せるのもスマートです。
まとめ:乱数表は「楽しむため」の手段
乱数表を使う最大の目的は、運営を自動化し、幹事であるあなた自身もテニスを目一杯楽しむことにあります。
まずは今日紹介したように、コピー用紙に印刷した表とサインペンをバッグに忍ばせてみてください。それだけで、次回の練習会は今までで一番スムーズで、笑顔の多いものになるはずです。
「次は誰と組めるかな?」というワクワク感を、乱数表で作っていきましょう!


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