テニスコートに向かう朝、バッグから取り出すウェアがお気に入りの一枚であるだけで、その日のサーブの調子まで変わってくる気がしませんか。かつては白一色がマナーだったテニス界も、今や自己表現のステージです。特に最近の「グラフィックテニスウェア」の進化には、目を見張るものがあります。
私自身、長年週末プレーヤーとして活動していますが、以前は機能性ばかりを重視し、どこか「無難な格好」に落ち着いていました。しかし、ある日ストリート感のある大胆なグラフィックウェアを新調したところ、見知らぬ対戦相手から「そのウェア、格好いいですね」と声をかけられ、試合前の緊張がふっと解けた経験があります。ウェアは単なる装備ではなく、コミュニケーションツールなのだと実感した瞬間でした。
2026年、外せないグラフィックトレンド
今季のトレンドを語る上で欠かせないのが、80年代から90年代の空気感を現代風に解釈した「レトロ・リバイバル」です。
例えば、ナイキ(NIKE) コート ウェアに見られるような、ネオンカラーをポイント使いした幾何学模様は、クレーコートでもハードコートでも驚くほど映えます。
また、最近では「テニスウェアのまま街を歩けるか」という基準で選ぶ方も増えています。アディダス(adidas) テニス Tシャツのグラフィックラインは、速乾性に優れたハイテク素材でありながら、見た目は完全に都会的なストリートウェア。練習後にそのままカフェに立ち寄っても、全く違和感がありません。
失敗しない!個性派ウェアを着こなすコツ
「派手なグラフィックは自分には似合わないかも……」と尻込みしてしまう方に、私が実践しているおすすめのコーディネート術をお伝えします。
- 「引き算」の美学トップスに主張の強いグラフィックを持ってきたら、ボトムスはアシックス(asics) テニスパンツのような無地のダークトーンで引き締めるのが定石です。これで全体が散らからず、スマートな印象になります。
- 色のリンクを作るグラフィックの中に使われている「一色」を、フィラ(FILA) リストバンドやソックスの色と合わせるだけで、一気に上級者の雰囲気が漂います。
デザインで選ぶ!今注目のブランドたち
独創的な世界観を求めるなら、アドミラル(Admiral) テニスウェアの英国ライクなグラフィックが外せません。クラシックな上品さと、現代的なプリント技術が融合したデザインは、大人のプレーヤーにこそ似合います。
一方で、よりアグレッシブに、自分を追い込むような強さを表現したい時は、ハイドロゲン(HYDROGEN) テニスの象徴的なスカルグラフィックやエッジの効いたパターンが、戦う気持ちを呼び覚ましてくれるでしょう。
自分だけの一枚が、テニスをもっと自由にする
機能性が高いのは当たり前の時代。だからこそ、最後は「心が躍るデザインかどうか」で選んでみてください。プリンス(Prince) テニスウェアの新作をチェックしている時や、エレッセ(ellesse) ゲームシャツの色使いに悩む時間、それ自体がテニスの楽しみの一部です。
新しいグラフィックウェアに袖を通し、コートに立つ。その瞬間の高揚感は、きっとあなたのプレーに新しいリズムを与えてくれるはずです。次の週末は、あなたらしさが溢れる一枚で、最高の一歩を踏み出してみませんか。


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