「テニスのズボンなんて、動ければどれも同じでしょ?」かつての私はそう思っていました。しかし、真夏の炎天下でのシングルスや、冬の冷たい風が吹き抜けるオムニコートでの練習を重ねるうちに、その考えは大きな間違いだと痛感しました。
足さばきを邪魔しないカット、ポケットからボールが滑り落ちない安心感、そして何より「これを履いていると強そうに見える」というメンタル面への影響。テニスウェアのズボンは、もはや単なる衣類ではなく、戦うための「ギア」なのです。
今回は、自らコートで汗を流してきた経験をもとに、失敗しないメンズテニスパンツの選び方を深掘りします。
なぜ「テニス専用」のズボンが必要なのか
ジム用のハーフパンツや代用のサッカーパンツでプレーしたこともありますが、やはりヨネックス テニスパンツのような専用設計には敵いません。
一番の理由は「ポケットの深さと角度」です。テニスのサーブ練習中、ポケットからボールがポロポロこぼれて恥ずかしい思いをしたことはありませんか?テニス専用モデルは、激しく走ってもボールが暴れず、かつスムーズに取り出せるよう計算されています。
また、テニス特有の左右への激しい切り返し。股下のクロッチ部分にゆとりがないと、踏み込んだ瞬間に生地が突っ張って一歩が遅れます。この「コンマ数秒の遅れ」を解消してくれるのが、専用ウェアの凄みです。
失敗しないための4つの選定基準
私がこれまでに何着も履き潰して辿り着いた、絶対に外せない基準は以下の4点です。
1. ボールポケットの安心感
テニスはセカンドサーブ用のボールを常に保持します。ポケットが浅いと、スライディングの衝撃でボールがコートに転がり、ポイントを失う(レットになる)原因にもなります。
2. 素材の「戻り」の良さ
ストレッチ性は重要ですが、伸びっぱなしではいけません。アシックス テニスウェアなどの高品質な素材は、激しい動きの後にすぐ元の形状に戻るため、シルエットが崩れず、常に軽快なフットワークをサポートしてくれます。
3. 丈感のこだわり
試合で最高のパフォーマンスを出したいなら、膝上のショート丈一択です。膝に生地が引っかかるストレスがありません。一方で、日焼けや怪我が気になる方や、練習メインの方は、ナイキ テニスパンツのような少し長めのハーフ丈が安心感を与えてくれます。
4. 季節に合わせた機能
夏は「吸汗速乾」が命ですが、冬は「防風性」が全てです。冬のアップ時にはバボラ ロングパンツを愛用していますが、裏起毛があっても蒸れにくいものを選ぶのが、集中力を切らさないコツです。
シーン別・筆者おすすめのスタイル
【勝負の1日:公式戦スタイル】
試合では、清潔感と機能性を両立させたいもの。アディダス テニスウェアのホワイトやネイビーのショートパンツは、どんなシャツとも相性が良く、審判や相手選手にも「デキる男」という印象を与えます。
【平日のガッツリ練習:コスパ重視】
消耗が激しい練習用には、ガシガシ洗えるユニクロ スポーツパンツも優秀です。ただし、やはりポケットの使い勝手はスポーツブランドに軍配が上がるため、ボールを多く使う球出し練習などでは使い分けるのが賢い選択です。
まとめ:最高の1本がフットワークを軽くする
「たかがズボン、されどズボン」。自分にぴったりの1本に出会うと、コートを走り回るのが少しだけ楽しくなります。
まずは、自分が一番ストレスを感じているポイント(ボールが落ちる、足が引っかかる、汗でベタつくなど)を明確にしてみましょう。それを解決してくれるミズノ テニスウェアなどの1本を選べば、あなたのプレーは確実に進化するはずです。
お気に入りのウェアを纏い、自信を持ってコートへ立ちましょう。その一歩が、勝利への最短距離かもしれません。
次は、あなたのプレースタイルに最適な「シューズの選び方」や「トップスとのコーディネート術」についても、私の失敗談を交えてお話ししましょうか?


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