テニスコートに立つとき、皆さんは何を基準にウェアを選んでいますか?「機能性は譲れないけれど、周りと被るのもちょっと……」そんな風に感じているなら、ぜひ一度ドイツブランドに目を向けてみてください。私が長年テニスを続けてきて、最終的に行き着いたのがドイツ発のウェアたちでした。
ドイツの製品には、質実剛健という言葉がぴったりな信頼感があります。それでいて、最近では遊び心あふれるデザインも増えており、そのバランスが絶妙なのです。今回は、実際に私がコートで着用して感じたリアルな体験を交えながら、ドイツが誇るテニスブランドの世界をご紹介します。
王道にして最高峰、adidasの信頼感
ドイツのスポーツブランドといえば、真っ先に思い浮かぶのがadidasでしょう。私自身、ジュニア時代から数えきれないほどのadidasのウェアを着てきましたが、その進化には目を見張るものがあります。
特に最近の「HEAT. RDY」テクノロジーを搭載したシャツは、真夏の炎天下でのプレーで真価を発揮してくれました。大量の汗をかいても肌に張り付かず、常に風が通り抜けるような感覚。これは、激しいラリーが続く試合において、単なる快適さ以上の「武器」になります。アレクサンダー・ズベレフのようなトップ選手が、あれほど激しく動いても涼しげな顔をしていられる理由が、袖を通すとよく分かります。
コートの主役になれるBidi Baduの衝撃
もしあなたが「とにかく明るく、楽しくテニスをしたい!」と思っているなら、Bidi Baduを試さない手はありません。初めてこのブランドのウェアを海外のショップで見かけたとき、そのサイケデリックで自由なデザインに衝撃を受けました。
実際に着用してホームコートに行くと、仲間から「どこのウェア?かっこいい!」と声をかけられることが格段に増えました。ドイツブランドらしいしっかりとした縫製は維持しつつ、これまでのテニスウェアの常識を打ち破るカラーリングは、メンタルが重要なテニスにおいて、自分自身の気分をグッと引き上げてくれる魔法のような力があります。
足元から支える職人気質、Falke
意外と見落としがちなのがソックスですが、ドイツのFalkeは別格です。人間工学に基づいた左右非対称のデザインは、シューズの中でのズレを極限まで抑えてくれます。ハードコートでの急なストップ&ゴーを繰り返しても、足裏の皮膚が痛くなりにくい。一度Falkeのテニスソックスを履いてしまうと、もう普通のスポーツソックスには戻れないという「沼」がそこにはあります。
ドイツブランドを選ぶ際のリアルな注意点
これらドイツブランドを日本で購入する際、一点だけアドバイスしたいのが「サイズ選び」です。欧米規格で作られていることが多いため、日本ブランドと同じ感覚で選ぶと、袖丈が長すぎたり、身幅が大きすぎたりすることがあります。
私の場合、普段の日本サイズがLなら、ドイツブランドではM、あるいはタイトに着たいときはSを選ぶこともあります。特にadidasのタイトフィットモデルは、サイズ表をしっかり確認することをおすすめします。
ドイツのテニスウェアは、プレイヤーのパフォーマンスを静かに、かつ確実に支えてくれる最高のパートナーです。次の週末、新しいadidasやBidi Baduを身に纏って、心躍るプレーを楽しんでみませんか?


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