「結局、日本人の足にはアシックスが一番馴染むんだよね」——。バスケ部の部室や社会人サークルの休憩中、何度この言葉を耳にしたことか。私自身、学生時代から20年以上コートに立ち続けていますが、ナイキやアディダスの華やかさに惹かれて浮気をしても、結局はアシックスの安心感に戻ってきてしまいます。
今回は、数々のモデルを履き潰してきた経験をもとに、今選ぶべきアシックスのバッシュについて、その真髄を語り尽くします。
なぜ、玄人プレーヤーほど「最後はアシックス」と言うのか
海外ブランドのバッシュを履いて「小指の付け根が痛い」「かかとが浮く」と感じたことはありませんか?それは単純に、欧米人と日本人の足の骨格差が原因です。
アシックスの最大の武器は、長年の日本人の足型研究に基づいた「ラスト(木型)」にあります。吸い付くような土踏まずのアーチ、絶妙にホールドされるかかと、そして指先が自由に動く解放感。この「履いていることを忘れる一体感」こそが、激しい切り返しやジャンプの瞬間に100%のパフォーマンスを引き出してくれるのです。
プレースタイル別・今選ぶべき最強の3足
今のバッシュ選びで迷っているなら、自分の役割に合わせて以下の3モデルから選べば間違いありません。
1. 縦横無尽にコートを駆け抜けるなら GELHOOP
「迷ったらこれ」と言われる大定番。とにかく軽く、足首の自由度が高いのが特徴です。ガードやフォワードの選手はもちろん、筋力がまだ発達しきっていない中学生プレーヤーにも最適。体育館の床を噛むような「キュッ」というグリップ音は、アシックスの中でも随一です。
2. 強烈な一歩目とスピードを追求するなら GLIDE NOVA
某Bリーグのスター選手も愛用するこのモデルは、ローカット特有の機動力があります。足首周りがスッキリしているため、クロスオーバーや急停止といった細かいステップワークが驚くほどスムーズになります。履き口のフィット感が「靴下を履いているような感覚」に近いのも、今のトレンドを押さえています。
3. 接地感とダッシュの爆発力を両立するなら GELBURST
ソールが硬めで反発力が強く、蹴り出しのエネルギーを逃しません。「スピードに乗ったドライブで切り込みたい」というアタッカータイプには最高の相棒になります。伝統的にヒールカウンターが強固で、着地時の安定感は群を抜いています。
【体験談】ジュニア・ミニバス世代の選び方で伝えたいこと
親御さんに一つだけアドバイスさせてください。子供の成長は早いからと、大きめのサイズを買い与えるのは絶対にNGです。
私自身、指導現場で「足が痛い」と言う子を見ると、靴の中で足が遊んでしまっているケースが多々あります。特にお子さんの場合は、DUNKSHOT のようなジュニア専用設計のモデルを選んであげてください。足首のホールドがしっかりしており、正しい足の使い方が身につきます。
失敗しないための「幅広」の選び方
アシックスが素晴らしいのは、同じモデルでも「レギュラー」「ワイド」「スリム」と幅を選べる点です。自分の足が幅広だと自覚があるなら、迷わずワイドを選びましょう。
また、購入後はぜひ ASICS インソール への交換も検討してみてください。純正でも十分優秀ですが、アーチサポートを強化するだけで、試合後半の足の疲れが劇的に変わります。
まとめ:あなたのパフォーマンスを最大化するために
バッシュは単なる道具ではなく、自分の意志を床に伝える「体の一部」です。派手なカラーリングや流行も大切ですが、最終的にコートで頼りになるのは、自分の足の動きを一切邪魔しない一足。
一度アシックスの「吸い付くフィット感」を体験すれば、もう他のシューズには戻れなくなるかもしれません。まずは自分のプレースタイルを見つめ直し、最高の一足と共に次のゲームに挑んでください。
次のステップとして、今のあなたのポジションや足の悩み(幅広、疲れやすさ等)を教えていただければ、より絞り込んだモデル選びのアドバイスも可能です。


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