2000年代後半のレトロな空気感を纏いながら、現代のストリートに鮮やかに馴染むスニーカー。それがasics GEL-1130です。数年前まで「玄人好みのランニングシューズ」という印象だったアシックスが、今やファッション感度の高い層から圧倒的な支持を得ているのは、決して偶然ではありません。
私自身、初めてasics GEL-1130に足を入れた瞬間の衝撃は今でも覚えています。それまで履いていた他社のハイテクスニーカーとは一線を画す、吸い付くようなフィット感と、どこか懐かしくも新しいメタリックな質感。今回は、この一足がなぜこれほどまでに人々を魅了するのか、実体験に基づいたリアルな視点から深掘りしていきます。
なぜ今、GEL-1130が世界中で再評価されているのか
asics GEL-1130の魅力は、一言で言えば「完成された未完成感」にあります。2008年に登場した「GEL-1000」シリーズをベースに、キコ・コスタディノフ・スタジオとの密接な関わりによって再構築されたそのルックスは、今の「Y2Kファッション」や「テックウェア」の流れに完璧に合致しました。
特に、レイヤー状に重ねられたメッシュとシンセティックレザーの複雑な構造は、光の当たり方で表情を変え、足元に程よいボリューム感を与えてくれます。それでいて、手に取ると驚くほど軽い。このルックスと実用性のギャップこそが、世界中のファッショニスタを虜にしている理由です。
【徹底レビュー】実際に履いてわかった履き心地とサイズ感
asics GEL-1130を語る上で、アシックスの代名詞である「GELテクノロジー」は外せません。
クッション性と安定性のバランス
歩行時、特にかかとから着地する際、GELが衝撃をスッと吸収してくれる感覚があります。また、土踏まず部分に搭載された「トラスティック」構造が、足のねじれを防いでくれるため、長時間街を歩き回っても足の裏が痛くなりにくいのが特徴です。ディズニーランドで一日中歩き回った際も、翌日の足の疲れが明らかに他の靴より軽かったのは嬉しい誤算でした。
サイズ選びの注意点
サイズ感については、ややタイトめな印象です。私は普段、NikeやNew Balanceでは27.0cmを履いていますが、asics GEL-1130はハーフサイズアップの27.5cmでジャストでした。
- 幅広・甲高の方: 0.5cm〜1.0cmアップを推奨。
- タイトに履きたい方: 普段通りのサイズでもいけますが、つま先がメッシュ素材なので、親指の形が浮き出やすい点に注意が必要です。
2026年注目!おすすめの人気カラーとトレンド
今、街中で最も目を引くのは、やはり「セージグリーン」や「クリームシルバー」といったニュアンスカラーです。
かつてのランニングシューズといえば派手な蛍光色が主流でしたが、現在のasics GEL-1130は、落ち着いたベージュやメタリックシルバーを基調としたカラー展開が豊富です。特にシルバーパーツが多用されたモデルは、一見派手に見えますが、履いてみるとグレーパンツやデニムとの相性が抜群で、コーディネートにクリーンな印象をプラスしてくれます。
「おじさん臭く」ならない!GEL-1130の正解コーデ術
「アシックスは体育館シューズっぽく見えるのでは?」という不安を抱く方もいるでしょう。しかし、今のトレンドはあえてその「おじさんっぽさ(ダッドシューズ感)」をスパイスとして使う着こなしです。
私がおすすめするのは、ワイドなスラックスにasics GEL-1130を合わせるスタイルです。パンツの裾が少しシューズに溜まるくらいのバランスで履くと、メタリックな質感がチラリと覗き、非常にモードな雰囲気に仕上がります。逆に、細身のパンツに合わせる場合は、白ソックスを少し見せて、あえてクラシックなスポーツスタイルに振るのが2026年らしい表現と言えます。
まとめ:GEL-1130は「最初のアシックス」に最適な一足
デザイン、機能性、そして何より手に取りやすい価格帯。これらが高い次元で融合しているasics GEL-1130は、これからアシックスのスニーカーに挑戦したいという方に間違いなく自信を持っておすすめできるモデルです。
一度その履き心地を知ってしまうと、玄関でついついこの靴に足が伸びてしまう。そんな「日常の相棒」と呼べる一足を、ぜひあなたのワードローブに迎えてみてください。


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