テニスを長く続けていると、どうしても溜まってくるのが「使わなくなった古いラケット」です。クローゼットの奥で眠っているラケットを整理しようと思ったとき、ふと疑問に思うのが「これ、燃えるゴミで出せるのかな?」ということではないでしょうか。
結論から言うと、テニスラケットはそのままの状態では「燃えるゴミ」として出せない自治体がほとんどです。しかし、少しの手間をかけることで、粗大ゴミ費用をかけずに「燃えるゴミ」や「不燃ゴミ」として無料で処分できる可能性があります。
今回は、私が実際に試行錯誤しながらラケットを処分した体験談を交えつつ、最も賢い捨て方を解説します。
テニスラケットが「燃えるゴミ」にならない理由
一般的なテニスラケットの全長は約68cmから70cmほどあります。多くの自治体では、「一辺が30cm(または50cm)を超えるもの」を粗大ゴミと定義しています。そのため、そのままゴミ袋に入れようとしても、サイズルールに引っかかってしまうのです。
また、素材の問題もあります。近年のラケットはカーボンやグラファイト、アルミなどの複合素材で作られており、これらは多くの地域で「不燃ゴミ」の扱いです。昔ながらの木製ラケットであれば「可燃」扱いになることもありますが、それでもサイズの壁は立ちはだかります。
【体験談】万能ノコギリで「切断」して燃えるゴミ(不燃ゴミ)に出してみた
「数百円の粗大ゴミシールを買うのがもったいない」「コンビニにシールを買いに行くのが面倒」……。そう思った私は、自宅にある万能ノコギリを使って、ラケットを自力で解体してみることにしました。
1. グリップ部分の解体
まず、カッターナイフを使ってグリップテープを剥がしました。ここはゴムやウレタン素材なので、簡単に剥がして「可燃ゴミ」へ。中の元グリップもベタベタしていましたが、根気よく剥がしました。
2. フレームの切断(ここが正念場)
次に、フレームを3分割にすることにしました。30cm未満にすれば、理屈の上では家庭ゴミとして出せるからです。
実際に切ってみて分かったのは、カーボン製のラケットは想像以上に硬いということ。普通の木工用ノコギリでは刃が立ちません。金属・プラスチック対応のノコギリを使い、ギコギコと10分ほど格闘しました。
3. 切断時の注意点
切断中、細かい黒い粉(カーボンの粉塵)が舞います。私はベランダで作業しましたが、部屋の中でやるのはおすすめしません。また、切断面が鋭利になるため、軍手は必須です。
最終的に、短くなったフレームとストリング(ガット)をまとめてゴミ袋に入れ、私の住む自治体のルールに従って「不燃ゴミ」の日に出したところ、無事に回収されました。
解体作業が面倒な人への「現実的な選択肢」
正直な感想として、ラケット1本を処分するためにノコギリで格闘するのは、かなり体力を消耗します。「タイパ(タイムパフォーマンス)」を考えるなら、以下の方法が圧倒的に楽です。
- 粗大ゴミとして出す: 多くの自治体では400円前後の手数料で済みます。電話やネットで予約して、シールを貼って玄関先に出すだけ。安全かつ確実です。
- ショップの下取りを利用する: 新しいラケットを購入する予定があるなら、ヨネックスやバボラなどの人気メーカー品はショップで下取りしてくれることがあります。
- フリマアプリで売る: 多少傷があっても、人気モデルならメルカリなどで数百円〜数千円の利益になることも。「発送が面倒」という方は、梱包不要の「たのメル便」などを使うのも手です。
まとめ:あなたの地域の設定を確認しよう
テニスラケットを「燃えるゴミ」として捨てたいなら、まずは「自治体名 + ゴミ分別」で検索し、サイズ制限を確認してください。
- 手間をかけても無料にしたい: 金属用ノコギリで30cm未満に切断して分別。
- 安全に楽に捨てたい: 粗大ゴミとして数百円払う。
無理に解体しようとして怪我をしては元も子もありません。自分の体力と相談して、最適な方法を選んでくださいね。
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