「雑巾を絞るだけで激痛が走る」「コーヒーカップを持ち上げるのが怖い」
そんな日常の何気ない動作が苦痛に変わってしまうのがテニス肘(外側上顆炎)の恐ろしさです。私もかつて、パソコン作業と週末のテニスが重なり、半年以上もこの鈍い痛みに悩まされました。
ネットで調べれば「安静に」と出てきますが、仕事も家事もある現代人にとって、腕を使わずに生活するのは不可能です。この記事では、私が実際に試して効果があった対策や、体験者だからこそわかる「痛みを回避する生活の知恵」を凝縮してお伝えします。
なぜ私のテニス肘は長引いたのか?「初期の勘違い」
最初は「そのうち治るだろう」と軽く考えていました。しかし、テニス肘は一度慢性化すると非常に厄介です。私が陥った失敗は、痛みが少し引いた瞬間に全力で重いものを持ってしまい、炎症をぶり返す「一進一退のループ」でした。
体験的に言えるのは、テニス肘は「完治」を目指すよりも、まず「悪化させない管理」を徹底することが回復への近道だということです。
実際に救われた「三種の神器」と生活習慣
痛みを抱えながら生活するために、私が実際に導入して救われたアイテムと習慣をご紹介します。
1. サポーターによる負荷の分散
手首を動かす筋肉の起点に負担がかからないよう、肘の少し下を圧迫するテニス肘 サポーターは必須でした。これをつけるだけで、ドアノブを回す時の「ズキッ」とする痛みが劇的に軽減されます。
2. デスクワーク環境の劇的改善
仕事中のタイピングが一番の負担でした。手首の角度を自然に保つエルゴノミクスマウスと、クッション性の高いリストレストを導入したことで、夕方の重だるい痛みが緩和されました。
3. 「手のひら返し」の法則
物を持ち上げる時、無意識に「手の甲」を上にして持ち上げていませんか? これが最も肘に負担をかけます。体験から学んだコツは、すべての動作を「手のひらを上」にして行うことです。買い物袋を持つ時も、スマホを見る時も、手のひらを自分に向けるだけで、肘の外側にかかるテンションが驚くほど抜けます。
焦りは禁物。回復期に取り入れたストレッチ
炎症がひどい時期(熱感がある時)は、アイシングバッグで冷やすことに専念しました。
痛みが落ち着いてからは、以下のリハビリを少しずつ取り入れました。
- 前腕のストレッチ: 腕を真っ直ぐ伸ばし、反対の手で手首を下に曲げます。
- お風呂でのマッサージ: 湯船で温まりながら、肘周辺の筋肉を優しくほぐします。
ここで大切なのは、「痛気持ちいい」を通り越して「痛い」までやらないことです。私は無理をしてストレッチをしすぎ、翌朝に激痛を再発させた苦い経験があります。
まとめ:テニス肘は「自分の体への警告」
テニス肘は、体が「その使い方は限界だよ」と教えてくれているサインです。
もし今、あなたが強い痛みを感じているなら、まずは湿布やサポーターで保護し、専門医に相談してください。
回復には時間がかかりますが、適切な道具を使い、体の使い方を少し変えるだけで、必ず痛みはコントロールできるようになります。私のこの体験が、あなたの肘の痛みを和らげる一助になれば幸いです。
次は、私が実際にリハビリで使用して効果を実感したストレッチ用ポールの使い方についてもご紹介できればと思います。


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