「一度履いたら、もう戻れない」——。そう確信させたのが、アシックスの革新的な新素材「PureGEL(ピュアゲル)」です。
長年、アシックスの代名詞として君臨してきた「GEL」テクノロジー。カカトに見えるあのゲルが、シューズの歴史を変えたといっても過言ではありません。しかし、最新のGEL-NIMBUS 26やGEL-KAYANO 31を手に取ったとき、私は驚きました。「ゲルが見当たらない」のです。
今回は、ランニングシューズを100足以上履き潰してきた筆者が、PureGELの衝撃的な進化とその履き心地を徹底レビューします。
1. PureGEL(ピュアゲル)とは?進化した3つのポイント
PureGELは、従来のGELを単に改良したものではありません。構造そのものを再定義した、全く新しい衝撃緩衝材です。
圧倒的な柔らかさと軽量化
数値で見るとその差は歴然です。従来のGELと比較して、柔らかさは約65%向上し、重量は約4%軽量化されています。実際にasics pure gel搭載モデルを履いて足を踏み出した瞬間、マシュマロの上を歩いているような、しかし芯のある絶妙な感触に驚かされます。
「見せる」から「内蔵する」デザインへ
これまでのアシックスは、ゲルの視覚的な安心感(ビジブルGEL)を重視していました。しかしPureGELは、ミッドソールの内部に完全に埋め込まれています。これにより、シューズの外観が非常にスタイリッシュになり、GEL-CUMULUS 26のようにタウンユースでも違和感のないデザインが実現しました。
スムーズな体重移動
従来のゲルは「着地の衝撃を止める」感覚が強かったのですが、PureGELは「衝撃を吸収し、スムーズに前へ流す」感覚に近いのが特徴です。カカト着地からつま先への抜けが非常に滑らかで、足運びが自然とサポートされます。
2. PureGEL搭載のおすすめ代表モデル比較
どのモデルにPureGELが搭載されているのか、代表的な3足を比較しました。
| モデル名 | 特徴 | こんな人におすすめ |
| GEL-KAYANO 31 | 最強の安定感。足の倒れ込みを防ぐ。 | 初心者・完走目的・膝が不安な方 |
| GEL-NIMBUS 26 | 最高級のクッション性。 | 長距離を楽に走りたい・疲労回復ラン |
| GEL-CUMULUS 26 | 軽量で汎用性が高い。 | デイリートレーニング・ジム・散歩 |
3. 実際に履いてわかった「PureGEL」の真価
私がGEL-NIMBUS 25(PureGEL初搭載モデル)で20km走った際、最も感動したのは「翌日の疲労感の少なさ」でした。
これまでのシューズでは、長い距離を走ると足裏のジンジンとした痺れや、膝への違和感が出ることがありました。しかし、PureGELの着地感は非常にソフト。アスファルトの硬さを忘れさせてくれるような感覚です。
また、GEL-KAYANO 30以降のモデルでは、PureGELと新しいフォーム材「FF BLAST PLUS ECO」が組み合わさることで、単に柔らかいだけでなく、反発力もしっかりと感じられます。「ふわふわしているのに、しっかり進む」。この矛盾を解決したのがPureGELの真髄だと言えるでしょう。
4. 選び方のポイント:あなたに合うのはどっち?
PureGEL搭載モデルを選ぶ際は、自分の「走り方」に合わせて選ぶのが失敗しないコツです。
- 足首や膝をしっかり守りたいなら: 迷わずGEL-KAYANO 31を選んでください。独自の「4Dガイダンスシステム」とPureGELの相乗効果で、抜群の安定感を誇ります。
- とにかく足裏の快適さを求めるなら: GEL-NIMBUS 26一択です。「雲の上」と形容されるクッショニングは、リカバリー目的にも最適です。
まとめ:PureGELはランニング体験をアップデートする
アシックスが放ったPureGELという切り札は、単なる機能紹介以上の「感動」を私たちに与えてくれました。
これまでのゴツゴツとしたゲルのイメージを覆し、軽やかでいて強力なクッション性を持つこの素材は、全てのランナーにとっての福音となるはずです。もしあなたが、足の痛みや疲れに悩んでいるなら、ぜひ一度asics pure gel搭載シューズに足を通してみてください。その瞬間、あなたのランニングライフは新しいステージへと進むはずです。


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