「そろそろ17cmかな?」そう思って靴屋さんに足を運ぶと、棚に並ぶアシックスの種類の多さに驚くはずです。17cmというサイズは、ちょうど「幼児の足」から「少年・少女の足」へと変化する、成長の大きな分岐点。我が家でも長男が17cmを履き始めた頃、ただサイズを上げるだけではダメだと痛感した経験があります。
今回は、実際に多くの子どもたちが通る「17cmの壁」をどう乗り越え、最高の一足を選ぶべきか、実体験を交えて深掘りしていきます。
幼児期から児童期へ。17cmが持つ「特別な意味」
一般的に、17cmを履くのは4歳から5歳、幼稚園や保育園でいえば年中さんから年長さんにあたる時期です。この頃になると、赤ちゃんの頃のような土踏まずのない「平らな足」から、アーチが形成される「大人の足」へと近づいていきます。
そのため、16.5cmまではアイダホ BABYで良かった子も、17cmからはジュニア向けのアイダホ MINIや、より運動性に特化したモデルへとシフトする必要が出てきます。
迷ったらどっち?「スクスク」と「レーザービーム」の決定的な違い
アシックスの17cmを探すと、必ずぶつかるのが「スクスク(SUKU2)」にするか「レーザービーム(LAZERBEAM)」にするかという悩みです。
1. スクスク(SUKU2)シリーズ:足の健康第一
我が家が年中さんの秋まで愛用していたのがスクスクです。特徴はなんといっても、扇形の足なり設計。指をしっかり自由に動かせるので、まだ足が未発達な子には最適です。17cmでもアイダホ MINIなどは、マジックベルトが太く、子どもの力でも「ガチッ」と締めやすいのが魅力でした。
2. レーザービーム:走りやすさとカッコよさ
一方で、年長さんに向けて運動量が増えてくるとレーザービームが本領を発揮します。こちらは「速く走る」ことに特化したジュニア向けライン。ソールが硬めで反発力があり、かけっこが大好きな子にはたまらない一足です。ただし、幅が少しタイトに作られているモデルもあるため、甲高・幅広の子は注意が必要です。
失敗しないための「中敷きチェック」のススメ
「17cmを買ったのに、すぐにきついと言い出した」という失敗、実はよくあります。アシックスの靴の素晴らしい点は、中敷きが簡単に外れること。
靴を履かせて「指先どう?」と聞いても、子どもは意外と正確に答えられません。中敷きを外してその上に足を立たせてみてください。かかとを合わせて、つま先に5mm〜10mm程度の余裕があるか。これを確認するだけで、ネット購入での失敗は激減します。
17cmは「自分で履く」を完成させるサイズ
このサイズの靴を選ぶ際、機能性と同じくらい重視してほしいのが「脱ぎ履きのしやすさ」です。17cm付近の子どもたちは、集団生活の中で自分で靴を履く機会が激増します。
GD.RUNNERのような2本ベルトタイプはホールド感が抜群ですが、急いでいる朝には1本ベルトの方が子ども自身のストレスが少ないこともあります。我が家では、週末の公園遊び用は2本ベルト、毎日の通園用は1本ベルトのアイダホと使い分けていました。
まとめ:成長を支えるパートナー選び
17cmの靴選びは、単なるサイズアップではありません。子どもの足が「一生モノの土踏まず」を作っていく大切な時期を支える土台選びです。
アシックスなら、どのモデルを選んでも日本人の足に馴染みやすい設計になっていますが、まずは「今、うちの子は公園を走り回るのが好きか?」「まだ指先の自由度を優先すべきか?」を観察してみてください。その答えが、自ずと最適な一足へと導いてくれるはずです。


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