「まるで雲の上を歩いているよう」という比喩は、多くのランニングシューズで使われてきましたが、asics ゲルニンバス 27に足を入れた瞬間、その言葉がこの一足のためにあったのだと確信しました。
圧倒的な「沈み込み」と「戻り」の魔法
走り出して最初に驚いたのは、かかとから接地した際の衝撃が、まるで無重力空間に吸い込まれるように消えていく感覚です。今作のasics ゲルニンバス 27に搭載された新しいPureGELテクノロジーは、目に見えないほど薄く内蔵されているにもかかわらず、その仕事ぶりは強烈。硬いアスファルトの上を走っているはずなのに、足裏に伝わるのは上質なソファのような柔らかさだけです。
前作のasics ゲルニンバス 26も名作でしたが、27はミッドソールの「FF BLAST PLUS ECO」の配合が見直されたのか、ただ柔らかいだけでなく、蹴り出しの瞬間に心地よい反発がしっかりと足裏を押し返してくれます。
26から進化したフィット感:足と靴が一体化する感覚
今回、10kmほどのビルドアップ走で試してみましたが、特に感銘を受けたのがアッパーのホールド感です。エンジニアードメッシュが足を包み込む感覚は、もはや「履物」というより「厚手のソックス」に近いかもしれません。
asics ゲルニンバス 26と比較して、足首周りのパッドの厚みが絶妙に調整されており、長時間走っても踵が浮くようなストレスが一切ありませんでした。後半、足が浮腫んできても圧迫感を感じさせない伸縮性は、フルマラソンの後半戦で大きな武器になるはずです。
実際に履いてわかった「ここが買い」のポイント
- 膝と腰への負担が劇的に少ない: 翌日の筋肉痛が明らかに軽減されました。リカバリーランにも最適です。
- 安定性が増している: ソールの接地面積が広く、クッション系シューズにありがちな「グラつき」が抑えられています。
- デザインの高級感: 街履きとしても違和感のない洗練されたフォルムで、asics ゲルニンバス 27ならジム帰りのお出かけもスマートです。
一方で、スピードを求めるシチュエーションには向きません。キロ4分を切るような練習では、その豊かすぎるクッションがわずかにエネルギーを吸収しすぎる感覚があります。あくまで「快適に、怪我なく、長く走る」ためのパートナーとして選ぶのが正解でしょう。
まとめ:あなたの走りを変える一足
もしあなたが「ランニング後の膝の痛みをなんとかしたい」と考えていたり、「フルマラソン初完走を目指して、とにかく足に優しい靴を探している」のなら、asics ゲルニンバス 27は間違いなくその期待に応えてくれます。
この一足があれば、玄関を出るのが億劫だった雨上がりの朝も、きっと楽しみな時間に変わるはずです。
こちらの記事内容で、具体的なサイズ感の詳細(ワイドモデルのフィット感など)についても追記が必要でしょうか?


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