「結局、普段履きから軽い運動までこれ一足でいいんじゃないか」――asics ジョルト 5を足に入れた瞬間、そんな確信が芽生えました。
これまで数多くのランニングシューズを履き潰してきましたが、アシックスのJOLTシリーズほど、私たちの日常に寄り添い、財布にも優しいモデルは他にありません。待望の最新作ジョルト 5を実際に数週間、通勤から週末の5kmランニングまで使い倒して見えた、リアルな体感をお届けします。
劇的に進化した「包み込まれるようなフィット感」
前作のJOLT 4も名作でしたが、今回のJOLT 5に足を通すと、まずアッパーのしなやかさに驚かされます。
メッシュの質感がより細かく、かつ柔らかくなっており、歩行時の屈曲部が足に当たって痛むような「硬さ」が消えています。それでいて、かかと周りのホールド感は流石のアシックスクオリティ。紐を締め上げた時の安心感は、数万円する上位モデルに肉薄するレベルまで引き上げられています。
「EXTRA WIDE(4E相当)」の救世主
私のように「足の幅が広すぎて、海外ブランドの靴だと小指が痛くなる」という悩みを持つ人にとって、ジョルト 5のEXTRA WIDE設定はまさに救世主です。
指先が中で自由に動かせる解放感があるのに、土踏まずからかかとにかけてはしっかり固定される。この絶妙なラスト(木型)設計こそが、日本人の足を研究し尽くしたアシックスの真骨頂と言えるでしょう。
実際に歩いて、走ってわかったクッション性の正体
正直に言えば、1秒を競うフルマラソン用の反発力はありません。しかし、アスファルトの上を歩く際の「コツコツ感」を優しくいなしてくれる、粘りのあるクッションが心地よいのです。
膝への衝撃がマイルドになるため、仕事での立ちっぱなしや、通学で毎日1時間近く歩くような学生さんには、これ以上ない選択肢になります。ソールも摩耗に強い素材が使われており、数週間程度の酷使ではびくともしないタフさを感じました。
【本音で比較】JOLT 5は買いか?
もしあなたが、本格的なサブ3(マラソン3時間切り)を目指すランナーなら、GT-2000やゲルカヤノを検討すべきです。
しかし、「健康のためのウォーキングを始めたい」「ジムでのトレーニング用が必要」「雨の日も気にせずガシガシ履けるコスパ最強の通学靴が欲しい」という目的であれば、asics ジョルト 5を選んで後悔することはないでしょう。
この価格帯で、ここまでの「安心」と「実力」を両立できるのは、やはりアシックスというブランドの誠実さの現れだと感じます。あなたの毎日を支える相棒として、ジョルト 5は期待以上のパフォーマンスを約束してくれるはずです。


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