「もっと楽にスピンをかけたい」「相手のショットに打ち負けない安定感がほしい」テニスを愛するプレイヤーなら、誰もが一度は抱く願いです。そんな望みを高い次元で叶えてくれるのが、ヨネックスの人気シリーズの核となるVCORE 100です。
今回、実際にコートで打ち込んできたリアルな体験談をもとに、このラケットがなぜ「黄金スペックの決定版」と呼ばれるのか、その真相を深掘りします。
手に取った瞬間にわかる「安心感」と「進化」
VCORE 100を手に取ってまず感じるのは、ヨネックス独自のアイソメトリック形状による安心感です。フレーム上部が広めに設計されているため、スイートエリアが目に見えて広く、オフセンターで捉えてしまった時でも「なんとかしてくれる」という懐の深さを感じます。
最新モデルでは、グロメットにシリコンオイルを浸透させたテクノロジーが採用されており、ストロークの瞬間にガットが大きく動いて戻る「スナップバック」の感触が手に取るように伝わってきます。
【ストローク】勝手に弾道が上がり、ベースラインで急降下する
実際にストロークを打ってみて最も驚いたのは、弾道のコントロールのしやすさです。
- エッグボールが自然に打てる: 自分ではフラット気味に叩いたつもりでも、VCORE 100ならボールに強烈な回転がかかり、ベースライン際でグンと沈み込みます。「アウトかな?」と思ったボールがコートに収まる感覚は、一度味わうと病みつきになります。
- マイルドな打球感: 前作と比較しても、衝撃吸収性が格段に向上している印象です。ガツンという硬い衝撃ではなく、一瞬ボールをホールドしてから放り出すような、手首や肘に優しい柔らかさを実感しました。
- 守備範囲の広さ: 相手の強打に差し込まれた場面でも、面を合わせるだけでスピンのかかった深い返球が可能です。この「アシスト力」こそが、試合後半の疲れた場面で大きな味方になってくれます。
【サーブ・ボレー】回転の変化量と安定した面剛性
ストローク性能が注目されがちなVCORE 100ですが、ネットプレーやサービスでもその恩恵は絶大です。
- サーブ: スライスサーブで外に逃がす、あるいはスピンサーブで高く跳ね上げる。自分の意思が回転数にダイレクトに反映される感覚があります。特にワイドへのスライスサーブの曲がり方は、相手プレイヤーからも「エグい」と声が漏れるほどでした。
- ボレー: 100平方インチのフェイスサイズは、ボレーの安定感に直結します。速いパスに対しても面がブレにくく、パンチの効いたボレーを深く押し込むことができます。タッチショットの際も、フレームの適度な撓みが繊細なコントロールを助けてくれました。
他モデルとの比較:なぜ「100」なのか?
ヨネックスにはEZONE 100という強力なライバルが存在しますが、VCORE 100を選ぶ理由は「軌道の高さ」にあります。
EZONE 100が直線的なパワーショットを得意とするのに対し、VCORE 100は高い軌道から落とす安定感が武器です。また、より競技志向のVCORE 98に比べると、VCORE 100はパワーアシストが強いため、幅広いレベルのプレイヤーがその性能をフルに引き出せます。
結論:VCORE 100はあなたのテニスをどう変えるか
VCORE 100は、単なる「回転がかかるラケット」ではありません。プレイヤーのミスをカバーし、攻めの選択肢を広げてくれる「信頼できる相棒」です。
- 中級者の方へ: スピンのコツが掴みやすく、ラリーの安定感が劇的に向上します。
- 上級者・競技者の方へ: 激しい打ち合いの中でもコートに収まる安心感があるため、より自信を持って振り抜けます。
もしあなたが、今よりも一歩上のテニスを目指しているなら、VCORE 100を手に取る価値は十分にあります。このラケットが生み出す高弾道スピンで、コートを支配する快感をぜひ体感してみてください。
相性の良いガットとして、食いつきを強めるならポリツアーレブ、弾きを求めるならポリツアープロとの組み合わせが特におすすめです。


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