上海の街角を歩けば、驚くほど多くの若者がアシックスを履きこなしている光景に出会います。かつては「真面目な競技用シューズ」というイメージが強かったアシックスですが、今の中国では洗練されたライフスタイルを象徴するプレミアムブランドへと変貌を遂げました。
私が実際に現地のスポーツショップを巡り、熱心なスニーカーヘッズたちと対話して見えてきたのは、単なる機能性への信頼だけでなく、日本のモノづくりに対する深い敬意と「人とは違うこだわり」を求める今の中国の空気感でした。
中国で巻き起こる空前のアシックスブームの正体
なぜ、これほどまでに中国でアシックスが支持されているのでしょうか。その背景には、健康志向の高まりと、ファッションの「脱・定番化」があります。
特にGEL-KAYANOシリーズやGEL-NIMBUSといった高機能モデルは、圧倒的なクッション性と安定性で、本気で走るランナーから絶大な支持を得ています。しかし、ブームの火付け役となったのは、それらをタウンユースに落とし込んだ「SportStyle」ラインです。
上海のセレクトショップ店員は、「ナイキやアディダスも良いけれど、少し個性を出したい層にとって、アシックスの複雑なレイヤー構造とレトロハイテクなデザインは最高にクールなんだ」と語ってくれました。
日本モデルと中国モデル(愛世克私)に違いはあるのか?
中国語で「愛世克私(アシックス)」と表記される現地モデルを手に取ってみると、いくつか興味深い発見がありました。
- ラスト(木型)の設計: 中国市場向けのモデルは、現地の人の足型データを反映し、わずかに幅広(ワイド)な設計になっているものが見受けられます。
- 限定カラーの存在: 春節(旧正月)を祝う真っ赤なモデルや、中国の人気デザイナーとのコラボレーションモデルなど、日本では手に入らないエネルギッシュな配色が存在します。
- サイズ表記の文化: 日本の「cm」表記に対し、中国では「260」といったミリ単位や、ヨーロッパ式の「42」といった表記が主流。慣れないと少し戸惑うかもしれません。
実際にGEL-NYCの中国限定カラーを試着した際、その絶妙な色使いに「日本でも発売してほしい!」と本気で感じてしまいました。
失敗しない!中国での賢い買い方と偽物対策
中国でアシックスを購入する際、一番の懸念はやはり「本物かどうか」でしょう。現地には驚くほど精巧なコピー品が出回っているのも事実です。
最も確実なのは、Tmall(天猫)https://www.google.com/search?q=%E3%82%84JD.com(京東)内にあるアシックスの「公式旗艦店」を利用すること。ここでは、正規品であることを保証する独自のタグが付いてくることが多く、安心感が違います。
実店舗であれば、上海の淮海中路や北京の三里屯にあるようなフラッグシップショップを訪れるのがベストです。最新のGEL-QUANTUMのフルラインナップを、近未来的な空間で試着できる体験は格別ですよ。
まとめ:最高の1足に出会うために
中国のアシックス市場は、日本以上に熱く、そして多様です。もしあなたが現地でシューズを探すなら、まずは正規のルートを確保した上で、日本では見かけない大胆なカラーリングに注目してみてください。
日本ブランドが異国の地でこれほどまでに愛され、独自のカルチャーを築いている姿を見るのは、一人のファンとして誇らしい気持ちになります。あなたの足元を彩る最高のアシックス ランニングシューズが、中国の街角で見つかるかもしれません。
次は、中国のECサイトで実際に注文する際のアカウント登録方法や、関税についての詳細なガイドを準備しましょうか?


コメント