お気に入りのアシックスのシューズを履いて走り出したのに、わずか数キロで紐が緩んで足元がグらつく。あるいは、紐をきつく締めすぎて足の甲に痛みを感じる。そんな経験、ありませんか?実は、アシックスのポテンシャルを100%引き出せるかどうかは、その「紐」の選び方と通し方にかかっています。
私自身、フルマラソンの大会で後半に紐がほどけ、タイムロスだけでなく集中力を切らしてしまった苦い経験があります。それ以来、アシックスの純正紐を徹底的に研究し、今では「まるで足と靴が一体化したような感覚」で走れるようになりました。
アシックス純正シューレース、どれを選ぶのが正解?
まず知っておきたいのは、アシックスの靴紐にはいくつかのタイプがあるということです。最も汎用性が高いのが、アシックス シューレース フラット(平断面)です。この平紐タイプは、結び目が平らになるため圧力が分散され、長距離を走っても足の甲が痛くなりにくいのが特徴です。
一方で、よりホールド感を重視するならアシックス パワーホールドシューレースが最強の選択肢になります。これは紐の太さが場所によって変わっており、甲の部分はしっかり、結び目はほどけにくく設計されています。実際にこれに替えてからは、急激なカーブでも足が靴の中でズレる感覚が一切なくなりました。
パフォーマンスを激変させる「ヒールロック」の魔力
アシックスのシューズをよく見ると、一番上の紐穴が2つ並んでいるのに気づくはずです。「これ、どう使うの?」と思っていた方、これこそが「ヒールロック」という魔法の通し方のための穴です。
- 一番上の2つの穴で小さな輪っかを作ります。
- 反対側の紐をその輪っかに通します。
- そのまま紐を引き締め、通常通り結びます。
これだけで、かかとの浮きが驚くほど解消されます。私の場合、この結び方に変えてから、新しいシューズを下ろした際によく起きていた「かかとの靴擦れ」が皆無になりました。
「ほどけない」を当たり前にするイアン・ノット
さらに、結び方にもこだわりましょう。私が愛用しているのは「イアン・ノット」です。見た目は普通の蝶結びと変わりませんが、左右の輪を同時に引き合う独特の手順により、驚異的な摩擦力を生みます。アシックス レーシングシューレースと組み合わせれば、42.195kmの間、一度も結び直す必要はありません。
紐の交換時期を見逃さないで
「紐なんて切れるまで使えばいい」と思っていませんか?実は紐も消耗品です。表面が毛羽立ってきたり、弾力がなくなってきたりしたら交換の合図です。紐が伸びきってしまうと、どれだけきつく結んでも理想のフィット感は得られません。
適切な長さ選びも重要です。アシックスの多くのモデルでは、標準的な足のサイズであれば120cmが基本ですが、ヒールロックを多用するなら少し余裕を持って130cmを選ぶのが私のこだわりです。
まとめ:足元への投資が走りを変える
たかが紐、されど紐。アシックスのシューズが持つクッション性や反発性を、あなたの足に正確に伝える唯一のパーツが紐なのです。
まずはアシックス シューレースを手にとって、自分の足の形に合わせた通し方を試してみてください。次に走り出したとき、その一体感にきっと驚くはずです。あなたのランニングライフが、足元のストレスから解放されることを願っています。


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