最近、街を歩いていると「それどこの?」と視線を奪われるスニーカーに出会うことがあります。私にとってその一足が、asics gel kayano 20 gravel pure silverでした。2013年の登場から時を経て、今またファッションシーンの最前線に躍り出たこのモデル。単なる復刻版と侮るなかれ、実際に足を通してみると、その無機質なメタリック感と圧倒的な歩行サポートに、現代のテック系トレンドの「正解」を見た気がします。
都会のコンクリートに溶け込む「Gravel/Pure Silver」の二面性
まず目を引くのが、その絶妙なカラーリングです。「Gravel(砂利)」という名の通り、落ち着いたグレーのトーンを基調としながら、随所に配置された「Pure Silver」が光を反射し、サイバーパンクな近未来感を漂わせます。
実際にasics gel kayano 20を手に取ってみて驚いたのは、パーツの重なりが生む立体感です。2010年代初頭のランニングシューズ特有の、少し複雑で「メカニカル」なデザインが、今のY2Kスタイルやワイドシルエットのボトムスに驚くほど馴染みます。ギラつきすぎないシルバーなので、大人の洗練されたテックファッションにもスッと入り込んでくれるのが嬉しいポイントです。
1日中歩き回っても疲れない、完成された機能美
見た目以上に驚かされたのが、その履き心地です。もともとフルマラソン完走を目指すためのフラッグシップモデルとして開発されたasics gel kayano 20ですから、そのスペックは折り紙付きです。
実際に旅行で1日2万歩ほど歩いた際も、かかと部分に搭載された「GEL」が衝撃をじわっと吸収してくれる感覚があり、夕方の足のむくみや疲れが明らかに軽減されました。土踏まずを支える安定感も抜群で、歩くたびに背筋が伸びるような、そんな頼もしさがあります。
失敗しないためのサイズ感アドバイス
気になるサイズ感について、実体験を交えてお伝えします。私は普段、Nikeのエアマックスなどは27.5cmを履いていますが、このasics gel kayano 20 gravel pure silverも同じ27.5cmでジャストでした。
ただし、全体的にホールド感が強く、アッパーのレイヤー構造もしっかりしているため、幅広・甲高の方はハーフサイズ(0.5cm)アップを検討しても良いかもしれません。紐を少し緩めて、ボリューム感を出して履くのが今の気分にはぴったりです。
総評:機能と流行を同時に手に入れる選択
流行りのテック系スニーカーは数多くありますが、ここまで「本物のスポーツテクノロジー」と「都会的な美意識」が融合した一足は珍しいでしょう。
asics gel kayano 20 gravel pure silverは、スニーカー選びに妥協したくない、そして何より「歩くこと」そのものを楽しみたい。そんな欲張りな私たちの足元を、最高にクールに、そして快適に彩ってくれるはずです。


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