いよいよフルマラソンの勝負シーズンがやってきましたね。自己ベスト更新を狙うランナーにとって、シューズ選びは練習と同じくらい重要です。特に今、注目を浴びているのがアシックスの最新作、METASPEED SKY PARISとMETASPEED EDGE PARIS、通称「02シリーズ」です。
私自身、前作のMETASPEED+を履き潰すまで使い倒してきましたが、今回の「02」は単なるマイナーチェンジではありませんでした。実際に足を通し、インターバル走からロングランまで試して感じた「生の声」をベースに、どちらがあなたに最適かをお伝えします。
進化した新素材「FF TURBO PLUS」がもたらす異次元の軽さ
箱から出した瞬間、まず驚いたのはその軽さです。前作も十分軽量でしたが、FF TURBO PLUSという新しいミッドソール素材の採用により、さらに数グラムの削ぎ落としに成功しています。たかが数グラム、されどフルマラソンの3万歩以上を走るとなれば、この差が後半の「脚残り」に直結します。
実際に走ってみると、着地した瞬間の沈み込みが少なく、パンッという乾いた反発で地面を弾く感覚が強まっています。まるで足裏にバネを仕込んだような感覚ですが、不安定さは感じません。
ストライドのSKY PARISか、ピッチのEDGE PARISか
「02」選びで最も迷うのがこの2択でしょう。結論から言うと、自分の走りの「クセ」に素直に従うのが正解です。
私は一歩の歩幅を広げて稼ぐタイプなので、METASPEED SKY PARISを選びました。カーボンプレートがフラットに近い位置に配置されており、蹴り出しの際により大きな推進力を感じます。一方で、ピッチを刻んでリズム良く走りたい仲間はMETASPEED EDGE PARISを絶賛していました。前作よりも前足部のボリュームが増したことで、転がるようなライド感が格段に向上しています。
気になるサイズ感とフィット感の正解
厚底カーボンシューズで怖いのが、サイズ選びの失敗によるマメや爪の死滅です。今回の「02」シリーズのアッパーは、MOTION WRAP UPPER 2.0へと進化しました。
前作よりも伸縮性が増しており、足に吸い付くようなフィット感です。私は普段からASICSのレーシングシューズは26.5cmを履いていますが、今回もジャストサイズで問題ありませんでした。ただし、つま先部分が非常に薄く設計されているため、厚手のソックスを好む方は0.5cm上げてもいいかもしれません。
結論:この一足で「PB更新」は現実になる
正直、値段は安くありません。しかし、METASPEED SKY PARISやMETASPEED EDGE PARISを履いてレース後半、周りのランナーが失速する中で自分だけがピッチを維持できている快感を一度味わうと、もう後戻りはできません。
自分の走法を分析し、最適な「02」を選んでください。その先には、きっと見たことのないタイムが待っているはずです。


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