「ずっと履き続けられる定番のスニーカーが欲しい」と考えたとき、真っ先に頭に浮かぶ数字といえば「574」ですよね。しかし、いざショップやネットで「ASICS 574」と検索して、首をかしげた方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、574はニューバランス 574のアイコニックなモデルであり、アシックスに574という型番は存在しません。
私自身、かつては「日本人の足にはやっぱりアシックスでしょ!」と思い込み、574という数字だけを頼りに探し回って恥ずかしい思いをした経験があります。しかし、その過程で出会ったアシックスのレトロランニングシューズたちは、本家574に勝るとも劣らない魅力に溢れていました。
今回は、574を探していたあなたにこそ知ってほしい、アシックスが誇る至極の代替モデルと、その履き心地のリアルな体験談をお届けします。
なぜ「ASICS 574」と検索してしまうのか?
そもそも、なぜ私たちはこの2つを混同してしまうのでしょうか。理由はシンプルで、両ブランドとも「1980年代〜90年代のランニングシューズ」をベースにした、クラシックなデザインを得意としているからです。
丸みを帯びたフォルム、スエードとメッシュの絶妙なコンビネーション。あの「いなたい」けれど愛らしい空気感は、New Balanceの専売特許ではありません。日本が世界に誇るASICSもまた、その歴史の中で数々の名作を積み上げてきました。
574好きのあなたへ贈る、アシックスの「正解」モデル
574のようなボリューム感と、包み込まれるような安心感を求めているなら、以下のモデルが間違いなくフィットします。
1. GEL-LYTE III (ゲルライト3)
574の最大のライバルと言っても過言ではないのがこれ。最大の特徴は、ベロの部分が縦に大きく割れた「スプリットタン」構造です。足の甲が高くて、いつも靴のベロが左右にズレてしまう…という私の悩みは、これ一足で解決しました。クッション材の「GEL」がしっかり効いていて、アスファルトの上を一日中歩いても膝が笑いません。
2. TIGER RUNNER II (タイガーランナー2)
「574のようなレトロ感が欲しいけれど、予算は抑えたい」という方にはこちら。80年代のジョギングシューズを彷彿とさせるスリムなシルエットですが、履いてみると驚くほど軽い。シンプルゆえに、休日のデニムスタイルからスラックスのハズしまで、これ一足で完結する万能選手です。
3. JAPAN S (ジャパンエス)
もしあなたが、574の持つ「道具感」よりも「クリーンさ」を求めているなら、このモデルが最適です。バスケットシューズをベースにしたコートタイプですが、驚くほど軽量。私が白のJAPAN Sを履いて友人に会った際、「それどこの?清潔感あっていいね」と真っ先に褒められたのは、今でも良い思い出です。
実際に履き比べて分かった、アシックスを選ぶメリット
私はニューバランス 574も愛用していますが、あえてアシックスを選ぶ最大の理由は「かかとのホールド感」です。
欧米ブランドに比べて、日本人の足型(特にかかとの小ささや幅の広さ)を徹底的に研究しているアシックスは、歩行時のブレが圧倒的に少ない。574が「優しく包み込む」感触だとしたら、アシックスのGEL-LYTEシリーズなどは「足の一部になる」感覚に近い。
特に階段の上り下りや、急いで駅まで歩くような場面で、その「安定感」の差を実感するはずです。
まとめ:574を探していたなら、今こそアシックスを履くチャンス
「ASICS 574」というモデルは存在しませんでしたが、この検索は決して間違いではありません。あなたが求めていた「飽きのこないデザイン」と「疲れない履き心地」の正解は、間違いなくアシックスのラインナップの中に眠っています。
まずは、自分の直感に刺さるGEL-LYTE IIIやTIGER RUNNER IIをチェックしてみてください。一度その足入れの感触を知ってしまったら、もう元のスニーカー選びには戻れなくなるかもしれませんよ。


コメント